ホンダ「新型パワーユニット」発表! “2輪の技術”を採用した新たな「高出力モデル」世界初公開へ! 新「GXE」3機種が登場!
ホンダは2026年6月15日、来るべき時代を見据えた新たな一手として、業務用作業機向けの電動パワーユニット「eGX(イージーエックス)」シリーズの大幅なラインナップ拡充を発表しました。
“2輪の技術”を採用した「新型パワーユニット」発表!
クルマやバイクの大手メーカーとして世界的な知名度を誇るホンダですが、その技術力は私たちが普段目にする“道路の上”に留まりません。
同社は世界中の工事現場や農作業、産業分野で稼働している建設機械や作業機などの動力源となる「汎用エンジン」の領域においても、高いシェアと絶大な信頼を獲得しています。
そんな「働く機械」の心臓部を提供し続けてきたホンダは2026年6月15日、来るべき時代を見据えた新たな一手として、業務用作業機向けの電動パワーユニット「eGX(イージーエックス)」シリーズの大幅なラインナップ拡充を発表しました。
今回新たに供給が開始されるのは、「GXE4.0D」「GXE6.0D」「GXE9.0D」と名付けられた高出力モデルの3機種。
ホンダは2021年からこのeGXシリーズの展開を開始しており、従来モデルは最大出力が1.8kWに設定されていました。
この初期モデルは、比較的小型の作業機を中心に採用され、電動ならではの排ガスを出さないクリーンな特性や、騒音の少なさが高く評価されてきました。
住宅街での作業や、換気が難しい屋内や地下、あるいは夜間の工事現場において、近隣住民や作業員への負担を大きく減らす画期的な動力源として重宝されてきたのです。

しかし一方で、重い土砂を掘り起こすショベルカーや、強い圧力が必要な高圧洗浄機など、より大きなパワーが求められる機械においては、従来の電動ユニットではどうしても出力が不足してしまうという課題があり、依然としてガソリンエンジンやディーゼルエンジンに頼らざるを得ない状況が続いていたのです。
そこへ今回追加される3機種は、ホンダが長年開発を続けてきた電動二輪車のモーター技術を惜しみなく投入することで、その壁を見事に打ち破りました。
それぞれの最大出力は3.7kW、6.0kW、8.7kWにまで大幅に引き上げられており、これまでの小型作業機から一気に適用領域を拡大。
より大規模な建設機械や産業機械を電動で力強く動かすことを可能にしています。
さらに実務の現場で大きな武器となるのが、動力源の要として交換式バッテリーの「Honda Mobile Power Pack e:」を活用している点です。
電源設備が整っていない工事現場などであっても、作業中にバッテリーの残量が少なくなれば、満充電された別のバッテリーパックとカセット感覚で入れ替えるだけで、作業の手を止めることなくシームレスに機械を稼働させ続けることができます。
このようなホンダの新しい高出力電動パワーユニットは、2026年の秋頃から日本国内を皮切りに、米国や欧州といった海外市場へも順次供給地域を拡大していく予定。
また直近では、千葉県の幕張メッセで開催される建設・測量機器の国際的な展示会「CSPI 2026」の会場にて、実機が世界初公開されることになっています。
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“電動化”という波は、クルマのぼみならず、私たちの社会の根幹のインフラを静かに支えている「働く機械」の領域においても、着実に押し寄せています。
長年にわたって世界の現場をエンジンで支えてきたホンダが、自社の持つ二輪のノウハウを武器に展開する次世代のパワーユニット。
これらがどのような新しい機械に組み込まれ、これからの工事現場の景色をどう変えていくのか、その動向から目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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