「すごい事故…」 NEXCOが圏央道「トラック4台“多重事故”」瞬間を公開! 「ほぼノーブレーキ」で激突! 衝撃音とともに部品が散乱… “魔のポイント”で発生した事故事例で注意呼びかけ
中日本ハイウェイ・パトロール東京は公式YouTubeチャンネルで、トンネル内で発生したトラック4台による玉突き追突事故の映像を公開しています。いったい、どのような事故だったのでしょうか。
トンネル内でトラック玉突き事故 一部始終を記録
中日本ハイウェイ・パトロール東京は、公式YouTubeチャンネル「ハイウェイ・パトロール東京」において、トンネル内で発生したトラック4台による玉突き追突事故の映像を公開しています。
この動画は、同チャンネルのなかで最多の再生回数を記録しています。いったい、どのような事故だったのでしょうか。
映像はNEXCOのパトロールカーの前面展望で記録されたものです。撮影日は2022年12月21日の14時すぎ、撮影場所は圏央道の茅ヶ崎JCT方面に向かう内回りのうち、八王子JCT手前としており、景色などから八王子城跡トンネル内とみられます。
撮影時期は年末に向けて納品を急ぐ営業車やトラックが急増するタイミングに重なっており、1年のなかでも渋滞が特に深刻になる時期です。
八王子城跡トンネルは、圏央道のなかでも屈指の混雑地点のひとつです。トンネルの直後に八王子JCTが位置しているため、関越道や東北道方面から、中央道へ分岐するクルマ、東名・茅ヶ崎方面へそのまま向かうクルマが集中します。
平日の日中でも渋滞が発生するほか、休日には20km以上に及ぶ激しい渋滞へと発展することも少なくありません。
加えて、この区間はトンネルが連続し、IC間の距離が長く、単調な景色が続くことも影響してか、重大事故が多発する「魔の区間」ともいえる場所です。

映像の冒頭では、2車線の本線がやや混雑気味の状態で、追い越し車線にはトラックが連なっているのがわかります。パトロールカーは走行車線を進んでおり、ここまでは圏央道における日常的な光景です。
しかし、映像開始から7秒後、前方の追い越し車線でブレーキランプの点灯が連鎖し始め、車列が急速に詰まっていきます。
そして映像10秒ごろ、パトロールカーの横にいた4台目のトラックが渋滞末尾に急接近しているにもかかわらず、減速する様子を見せませんでした。
道路に標示された破線の車線境界線から推測すると、前走車との車間距離はわずか20m程度にまで縮まっていました。
直後にハザードランプが高速点滅。これは急ブレーキを知らせるエマージェンシーシグナルで、ブレーキを踏んでいる様子が確認されましたが、間に合わず、ほぼノーブレーキに近い状態で前方のトラック3台に追突。
トンネル内に衝突音が響き渡り、複数の部品が弾け飛びました。
一部始終を目撃していたパトロールカーの隊員は、衝突直前に思わず叫び声を上げています。
衝突後、4台のトラックはいずれも停止しました。ケガの有無は不明なものの、激しい衝突であったにもかかわらず、各車のキャビンは潰れておらず、生存空間は確保されていたとみられます。
奇跡的に真横にいたパトロールカーはすぐに赤色灯を点灯させて減速し、事故対応にあたったものとみられます。
今回の事故について、NEXCOは動画の説明で、「渋滞最後尾での追突事故は、車間距離が不十分であることが要因として挙げられます。高速道路では特に、急な速度低下や渋滞最後尾に対応できる、安全な十分な車間距離を保持して走行してください」と注意を呼びかけています。
渋滞末尾の追突は、高速道路における事故でも非常に多い類型のひとつで、その多くが、クルマの流れが突然停滞した際、車間距離が足りておらず、前方の急減速に対応できないことが原因です。
また、渋滞時は漫然運転になりやすく、自車のすぐ前しか見ていない状態だと、前車のブレーキが遅れた場合に対応ができません。
交通量が増え始めた段階で早めに減速をするともに、車間距離を確保し、前車だけでなく、さらにその先の流れを見ておくことが必要です。






















































