6年ぶり全面刷新! 全長4.5m級の新型「コンパクトSUV」発売で注文“殺到”! 「RAV4サイズ」で4WD&「2000ccターボ」も設定! アウディ「Q3」シリーズが販売店でも話題に

アウディの新型コンパクトSUV「Q3」「Q3スポーツバック」について、販売店に最新情報を聞いてみました。

約6年ぶりのフルモデルチェンジとなった「アウディQ3シリーズ」

 2026年5月19日、アウディ ジャパンは、プレミアムコンパクトSUV/SUVクーペ「Q3」および「Q3スポーツバック」をフルモデルチェンジし、同日より販売を開始しました。
 
 販売店への問い合わせなどの反響について、首都圏のアウディディーラーに聞いてみました。

 アウディQ3シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントにおいて、10年以上にわたり全世界で累計200万台以上を販売してきた、アウディ車におけるベストセラーモデルです。

 日本市場においては、2012年5月に初代Q3がデビューし、2020年8月に2代目へとフルモデルチェンジ。

 今回デビューしたモデルは3代目にあたり、2020年以来、約6年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

 また、クーペスタイルのQ3スポーツバックについては、2020年8月にデビュー。今回のモデルが2代目にあたります。

アウディ新型「Q3」および「Q3スポーツバック」
アウディ新型「Q3」および「Q3スポーツバック」

 新型Q3およびQ3スポーツバックの外観は、ワイド&ローを強調した筋肉質なプロポーションが特徴です。

 アウディブランドを象徴する八角形の「シングルフレームグリル」や、初代「クワトロ(quattro)」を彷彿とさせる力強いブリスターフェンダーが圧倒的な躍動感と立体感を表現するほか、全モデルにレッドブレーキキャリパーが標準装備され、足元を引き締めています。

 また、日本の都市部でも扱いやすい全長4.5mサイズを維持しながら、居住性と積載性が大幅に向上しています。

 さらに、Q3スポーツバックでは、Aピラーから後方に向かって流れるルーフラインがQ3よりも低く抑えられており、スポーティな外観と優れた空力性能(Cd値0.30)を両立しています。

 内装について、上位モデルで定評のある「デジタルステージ」をプレミアムコンパクトセグメントで初採用。

 11.9インチの「バーチャルコックピットプラス」と12.8インチの「MMIタッチディスプレイ」を組み合わせた、曲線形状の「MMIパノラマディスプレイ」が、直感的で未来的なデジタル体験を提供します。

 さらに大きなトピックとして、アウディブランドで初めてステアリングコラムにシフトセレクターを統合した「コラムシフター」を採用。

 右側のレバーでシフト操作を行うようにしたことで、センターコンソールの収納スペースが有効活用され、より快適で広々とした室内空間を実現しています。

 実用面でも抜かりはなく、前後にスライド可能な可変性の高いリアシートを備え、荷室容量はQ3が最大1386リットル、Q3スポーツバックが最大1289リットルを確保しています。

 パワートレインは、1.5リッター直列4気筒ガソリンターボ(最高出力150馬力・最大トルク250Nm)に気筒休止システム(cod)と加速をアシストするマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた前輪駆動(FWD)モデル、および2リッター直列4気筒ガソリンターボ(最高出力204馬力・最大トルク320Nm)に「quattro」四輪駆動システムを組み合わせたモデルの2種類を設定しています。

 トランスミッションは、スムーズな変速を可能にする7速Sトロニック(DCT)が組み合わされています。

 そして足回りは、アウディのプレミアムコンパクトSUVとして初めて「2バルブ式電子制御ダンピングコントロールサスペンション」を導入。

 減衰力を緻密かつ瞬時に制御するこの技術は、同ブランドではEVの「e-tron GT」に続く2例目の高度なシャシ技術で、高い応答性と滑らかな乗り味を高い次元で両立させています。

 ボディサイズは、先代モデルから全長・全幅をともに拡大されており、Q3が全長4530mm×全幅1860mm×全高1610mm、Q3スポーツバックが全長4530mm×全幅1860mm×全高1570mmとなっています。

 トヨタ新型「RAV4」よりも少々短く、全幅は同程度で、扱いやすいサイズなのがわかります。

 車両本体価格は、Q3シリーズが550万円から607万円、Q3スポーツバックシリーズが571万円から628万円です(いずれも消費税込み)。

 なお、今回のフルモデルチェンジを記念した、特別限定色「マデイラブラウンマット」を纏った200台限定の「Q3スポーツバック matte edition」(778万円)や、導入特別仕様車の「launch edition」(636万円〜657万円)も同時に発売されています。

 数あるアウディ車においても屈指の人気を誇るQ3シリーズのフルモデルチェンジだけに、ディーラーに寄せられた反響は大きいのでしょうか。首都圏のアウディディーラーに問い合わせてみました。

「歴代アウディQ3オーナーのお客様、ポルシェ『マカン』、メルセデス・ベンツ『GLB』、レクサス『NX』や『RX』にお乗りのお客様を中心にご来店いただいております。

 内外装のデザインがご自身の感覚と合うかどうかを重視されていらっしゃるお客様が多い印象です。

 なかでも200台限定のQ3スポーツバック matte editionと、導入特別仕様車のlaunch editionの引き合いが多いですね。

 展示車および試乗車もございますので、ニューモデルのイメージをしっかりつかんでいただけるはずです」

 他のアウディディーラーにも問い合わせてみました。

「デビューを待ち望んでいたお客様が多いこともあり、販売は好調です。どちらかというと、オーソドックスかつ実用的なQ3の方が人気があるように感じます。

 ゴルフバッグやスーツケースがどれくらい積めるのか、展示車や試乗車で実際にお使いのものを持ち込まれてチェックされるお客様もいらっしゃいます。

 200台限定のmatte editionと導入特別仕様車のlaunch editionはいずれも人気が高く、ご検討中の方はお早めにお問い合わせをください」

 アウディにとっても重要な位置づけにあるQ3シリーズ。新型登場で、販売にも力が入っているようです。

 デビュー時の限定車や特別仕様車を狙っているユーザーは、最新の在庫状況を必ず確認するようにしてください。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

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