全長4.2m! マツダの「ちいさいスポーツカー」がスゴい! “ポルシェ並み”の性能を発揮する「ロータリーエンジン」搭載! デニム内装がカッコいい「アイコニックエスピー」とは!

2023年の「ジャパンモビリティショー」でマツダは、「アイコニックSP」というコンセプトカーを世界初公開しました。ロータリーEVシステムを搭載したスポーツカーですが、どのようなモデルなのでしょうか。

全長4.2m! マツダの「ちいさいスポーツカー」がスゴい!

 華やかなモーターショーの会場で、多くの来場者の視線を釘付けにするコンセプトカーがあります。

 そのひとつが、マツダが2023年に提案した次世代スポーツカー「マツダ・アイコニックSP」です。

 どのようなモデルなのでしょうか。

 アイコニックSPが世界で初めて公開されたのは、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」の舞台でした。

 アイコニックSPについてマツダは「クルマが好き」という純粋な気持ちと、カーボンニュートラル社会への適合を両立させる、新しい時代のコンパクトスポーツカーと説明。

 同社の企業理念である「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」を具現化し、単なる移動手段にとどまらない、人々に愛される象徴的な存在となることを目指して開発されました。

 発表当時から、その美しいデザインとロータリーエンジンの活用という話題が大きな注目を集め、現在でもSNSなどではスタイリングを称賛する声や市販化を期待する声が数多く寄せられています。

全長4.2m! マツダの「ちいさいスポーツカー」がスゴい!
全長4.2m! マツダの「ちいさいスポーツカー」がスゴい!

 エクステリアは、極限まで低く抑えられたボンネットフードが印象的で、現代的な解釈を取り入れたリトラクタブル風のヘッドライトが開くギミックも特徴的です。

 ボディカラーにはコンセプトカラーの「ヴィオラ・レッド」が採用されました。これは「赤」という色を大切にしてきたマツダが、さらなる鮮やかさと深みを追求して生み出した新しい赤色です。

 その後、2024年4月1日に開催されたマツダの「2024年度 入社式」の会場にてホワイトのボディカラーをまとった車両が初公開され、話題となりました。

 一方でインテリアは、外装の赤とは対照的な「インディゴ・ブルー」を基調とした、落ち着きのある空間が広がっています。

 シート素材には広島の名産であるデニムに由来した、藍染めのコットン糸を使用した3Dニットが採用され、さらに白いパーツには、同じく広島の名産である牡蠣の廃棄される殻から作られたバイオ素材が使われています。

 このように、環境への配慮と「メイド・イン・ヒロシマ」の地域性を融合させたサステナブルな素材選びもアイコニックSPの見どころです。

 ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mmで、ホイールベースは2590mm、車両重量は1450kgとなっています。マツダの2シーターオープンカー「ロードスター(ND型)」よりひと回り大きいサイズですが、全高は現行のスポーツカーの中でも際立って低く、コンパクトで引き締まったパッケージングを実現しました。

 パワートレインには「2ローター・ロータリーEVシステム」を搭載しており、ロータリーエンジンは発電用として活用。システム最高出力は370馬力を発揮し、軽量でコンパクトなロータリーエンジンを車体の中央寄りに配置することで、前後の重量配分を理想的な50対50にするとしています。

 駆動方式はモーター駆動で、駆動輪については公式に発表されていませんが、SNSなどでは後輪駆動(FR)ではないかと推測されています。

 その動力性能について、マツダの代表取締役社長兼CEOである毛籠勝弘氏は、2024年1月の「東京オートサロン2024」にて、ポルシェ911に匹敵するパフォーマンスを秘めていると語っていました。

 また、アイコニックSPの走りを支えるのは、徹底した低重心化とヨー慣性モーメントの低減です。重いバッテリーやモーター、そしてコンパクトなロータリーエンジンを車体中央の低い位置に集約することで、マツダが追い求める「人馬一体」の走りの実現を目指しています。

 装備面においては大容量バッテリーを搭載しているため、屋外でのレジャーや災害時の電力供給源としても活用が可能です。さらに、搭載されるロータリーエンジンは水素をはじめとする様々な燃料に対応できるよう想定されており、拡張性の高い「マルチ燃料対応型」となっています。

 魅力的な提案が詰め込まれたアイコニックSPですが、2026年現在、マツダから量産化に関する公式な発表は行われていません。

 しかし、その優れたデザイン思想や「ロータリーと電動化の融合」という方向性は、今後のマツダブランドを象徴するアイコンとして位置づけられています。

 純粋に走る楽しさを追求した次世代のロータリースポーツが、これからどのような形で公道を走ることになるのか、今から期待が膨らむ一台です。

【画像】超カッコいい! これがマツダの「ちいさいスポーツカー」です!(30枚以上)

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Writer: くるまのニュース編集部

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