世代を超えて愛される? 「ガンダムっぽい」クルマ5選 メカメカしい、まるでモビルスーツ!
ガンダムに憧れた少年時代
●ホンダ「シビック タイプR」
4代目「タイプR」(FK2型)や5代目「タイプR」(FK8型)は、攻撃的な顔つきや造形から国内外から「ガンダムっぽい」という評価を受けています。メインカラーであるホワイトのカラーリングも「ガンダム」のイメージと重なります。
●スバル「WRX」
往年のライバルと言われた「ランサーエボリューション」に対して、スバルの「ガンダムっぽい」感じも負けていません。ネット上では、スバル「WRX」は改良されるごとにフロントデザインの「ガンダム感」が増しているとの声もあります。
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今回「ガンダム顔」や「ガンダムっぽい」という観点からそれぞれの車種を紹介しましたが、「ガンダム」関連のクルマで忘れてはいけないのが「シャア専用オーリス」です。2013年に初代モデルが発売され、2015年にはトヨタ「オーリス」のマイナーチェンジモデルをベースとした「シャア専用オーリスII」も登場しています。
しかし、なぜここまで「ガンダムっぽい」といわれるクルマが多いのでしょうか。
長年国産車の販売をしているディーラーのセールスマンに話を聞くと、「国産自動車メーカーのデザインを率いる人たちが、『初代ガンダム世代』といわれる45歳から55歳が多いというのはひとつの要因だと思います。私も同じ年代ですが、少年時代によく見たロボットアニメといえば「機動戦士ガンダム」です。絵が好き、デザインが好きな子どもが大人になったいま、“ゴツゴツしたメカニカルな造形”を好んでデザインしたり、採用を決定しているのかも知れません」と話します。
クルマのデザインは、時代に合わせて変化していきます。角張った造形が流行ったかと思えば、いまは丸みを帯びた造形が流行っています。未来のクルマはどんな“カタチになるのか”、現代の子どもたちを見ていると想像できるのかもしれません。
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