日産 新型「ノート e-POWER NISMO S」に速攻試乗 買い物から峠までカバーするパワフル・ハイブリッド 出力は25%アップ!

パワフルな走りを求めるドライバーを満足させる1台

 運転席に乗り込んでみると、オプション設定となるRECARO製専用スウェード調スポーツシートがレーシーな気分を一気に高めてくれます。

新たな「ドライブモード」が追加されよりシャープな乗り味となった日産「ノート e-POWER NISMO S」

 そして、アクセルを踏み込むと加速がスムーズなだけでなく、その静粛性にビックリ。ワクワクするようなその走りからは想像できないほど静かな室内に、走りを追求したファミリー向けコンパクトカーの理想の形を感じる事ができました。

 また「ノート e-POWER NISMO S」に追加されたドライブモードである『Sモード(Bレンジ)』に切り替えると、その加速のスムーズさが一段と向上。よりクイックでダイレクトなアクセルレスポンスに変化し、クルマが思い通りに動いてくれる面白さを再認識できます。

 この『Sモード(Bレンジ)』は一般道の徐行からの加速や、高速道路の合流などでアクセルを踏み込んだ時の加速で、とくにレスポンスのよさが感じられ、自分の意志とほぼ同時に加速してくれるその感覚は、コンパクトカーとは思えないほどのハイパフォーマンスです。

 まさに、平日は買い物に行く足として実用性重視の奥様と、休日はワインディングで走りを楽しみたい旦那様の、両方が満足できる1台となっていました。

より一層スポーティでパワフルな走りを求めるドライバーを満足させる1台

 唯一、気になったポイントは実用性を重視した時のハンドルの大きさと重さです。もちろんパワーステアリングは付いていますが、レーシーな小径のハンドルは、女性の力だとちょっと重いかなと感じました。

日産「ノート e-POWER NISMO S」を象徴するエンブレム

 その点について「ノート e-POWER NISMO S」開発担当の成田氏にお聞きすると、「ハンドルは基準車に比べて、重めにチューニングしてあります。いま我々が思っているスポーティさとは、ハンドルが少し重めでダイレクト感を重視しています。そういう風に味付けを変えていてNISMO Sも踏襲しています。確かに女性が運転すると重たいという意見もあるのかなと思いますので、今後考えていかなくてはいけない課題かもしれません」と話します。

 ハンドルの重さなど細かな部分まで、スポーティな乗り味にこだわった今回の「ノート e-POWER NISMO S」。ぜひ1度、今まで感じた事のないワンランク上のモータードライブを体感してみてはいかがでしょうか。 

【了】

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