ホンダ次世代「セダンハイブリッド車」世界初公開! 28年には「N-BOX EV」、「ヴェゼル」も投入へ グローバルで15の新型車投入で「過去最高水準の営業利益」を目指す
ホンダは2026年3月期の決算説明会および今後の取り組みについての発表会「2026ビジネスアップデート」で、新型車の投入を明言しました。
グローバルで15の新型モデルを投入し、過去最高水準の利益を目指す
ホンダは2026年5月14日、2026年3月期の決算説明会および今後の取り組みについての発表会「2026ビジネスアップデート」を開催しました。
説明のなかで、新型車の投入を明言しました。
2026ビジネスアップデートでは、市場の変化を踏まえたEV計画の見直しに伴い、四輪事業を再構築する計画を明らかにし、今後3年間を特に集中して再構築する期間と定め、2029年3月期には過去最高水準の営業利益1兆4000億円への回復を目指す構えです。
なかでも、北米や日本、インドの各市場を成長戦略の注力地域として位置づけ、2029年までにグローバルで15の新型モデルを投入すると明かしました。
なお、新型車の開発・生産リソースは足元の需要の高いハイブリッド車に再配分するとし、2027年から次世代ハイブリッドモデルが投入される予定です。

また発表の場では、2年以内に発売を予定する新型セダン「Honda Hybrid Sedan Prototype」、北米などで展開する高級ブランド「アキュラ」の新型SUV「Acura Hybrid SUV Prototype」を世界初公開しています。
現在ホンダがグローバルで販売するセダンとしては、ミドルサイズセダン「アコード」があります。
アコードは1976年から販売している代表的なモデルで、現行型は2023年に登場した11代目です。現行型ではハイブリッドを搭載し、さらにホンダの最新先進運転支援システム「Honda SENSING 360+」を搭載するなど、ホンダが持つ最先端技術を搭載するフラッグシップモデルとしての側面もあります。
直接の言及はありませんでしたが、新型Honda Hybrid Sedan Prototypeについては、このアコードの次期型モデルという見方もでき、今後の動向が注視されます。
新型SUV Acura Hybrid SUV Prototypeは、EV計画の見直しにより市場投入が中止されたアキュラ「RSX」に代替するモデルになるとみられます。
日本においては2028年に、主力のスーパー軽ハイトワゴン「N-BOX」のEV(電気自動車)モデルの投入を明言。
N-BOXは2011年に発売後、軽乗用車最大級の広い室内空間などから人気を博しており、国内の年間新車販売台数ランキングでは1位を継続して獲得しています。
2026年4月末には、累計販売台数300万台を突破したと発表しており、ホンダの国内販売を支える重要な車種となっており、EVモデルを投入することで、さらにラインナップの拡大を図るねらいです。
ホンダの三部 敏宏 取締役 代表執行役社長は、新型N-BOXのEVモデルについて、「いよいよ11年連続で売れているN-BOXのEVを28年に投入します」と、意欲を見せています。

また、主力のコンパクトSUV新型「ヴェゼル」の投入も明言し、次世代ハイブリッドと次世代ADAS(先進運転支援システム)を搭載する予定です。
ヴェゼルは2013年に登場した5ドアコンパクトクロスオーバーSUVで、SUVとクーペを融合させたスタイリングや扱いやすいコンパクトなサイズ、先進支援「ホンダ センシング」による高い安全性などを特徴としています。
発売後、コンパクトSUVジャンルの中心的車種となり、販売台数においてもトップクラスを維持しているほか、ホンダにおいても屋台骨をなす中核車種へと成長しました。
現行型は2代目で、2021年4月に発売。これまでに複数回の改良が行われていましたが、現行型登場から6年目を迎えたことで、モデルライフとしては次期型の登場が待たれるところ、新型ヴェゼルの投入が明言された形です。
さらに、詳細は伏せられていますが、高付加価値ラインナップとして「SPORT LINE」「TRAIL LINE」など、新ラインナップの展開も予定しています。
北米では、2029年にDセグメント以上の大型ハイブリッドモデルを投入し、米国オハイオの完成車工場では、余剰生産能力のすべてを純内燃機関車(ICE)とハイブリッド車に充当。さらに北米の全工場でハイブリッド車を生産できるようにする予定です。
このほか、インドでは地域の特性や嗜好にあった商品を展開。具体的には全長4m以下のカテゴリやミッドサイズのカテゴリに対して、2028年からインド戦略車を投入予定です。
中国では、現地パートナーのプラットフォームを活用した新エネルギー車を投入し、商品力とコスト競争力を強化する方針です。
Writer: くるまのニュース編集部
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