アンチ派も一見されたし! スタイリッシュで超弩級モンスターの最新ハーレーFXDR114
長くて低い車体、後ろから見ても迫力満点!!
「FXDR114」は、フロントフォークが極端に寝てセットされています。取り付け角はなんと34度で、その影響から1735mmという長いホイールベース(軸間距離)となっているのです。
そしてシート高も720mmと低く、ライダーが跨ると両足が地面にカカトまでベッタリと届き、これが安心感を生むのですが、車体は極端なほどのロー&ロングフォルムに。迫力があって、ゆったりも乗れそうな気がしてきます。
そしてエンジンには大きなエアインテークが備わっていて、見るからに大量のフレッシュエアを吸い込みそうです。吸気口にはエレメント(フィルター)が剥き出しのまま備わっていて、これまたダイナミックな印象。1868ccという大排気量エンジンに、どんどんエアを取り込んでガソリンを燃焼させるのでしょう。2本の排気管が1本に束ねられる集合マフラーも、幅240mmの極太リヤタイヤとともにテールエンドで存在感を示しています。
いかがでしたか、最新のハーレー「FXDR114」は。次世代に向けスタイリッシュになりつつ、エンジンは伝統のV型2気筒を継承しつつパワフルに。気になるそのライドフィールは、渡米していち早く乗ってきましたので、また近いうちに報告いたしましょう!
【了】
Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。