アンチ派も一見されたし! スタイリッシュで超弩級モンスターの最新ハーレーFXDR114
ハーレーダビッドソンが生まれ変わりました。一昔前のハーレーとは違い、時代に沿ったスタイリッシュなモデルが我々の目の前に登場します。
ハーレーに興味がない人こそ必見! こんなにスタイリッシュになりました
ハーレーダビッドソンのラインナップは、モデル名を聞いてもいまいちピンッと来ない人が少なくないはず。ハーレーにあまり興味のない人は、大柄なフェアリングとラゲッジボックスを備えるツアラー系と、ローライダーやファットボーイのような、風を防ぐ風防を持たないワイルドなシルエットのロー&ロング系、それに昔からあるその名のとおりスポーティ路線の、スポーツスターがあるというくらいの認識かもしれません。
筆者(青木タカオ)の経験上、バイクが好きな人でもハーレーはチョット苦手、興味がないって人が必ずいます。じつは筆者もまた若いころはそうでしたから、その気持ちがよくわかるんです。重くて鈍そうですし、明らかにほかのメーカーのバイクと違いますからね。
ハーレーに好感が持てなかったころの自分を想像すると、いくらハーレーの話しをされても関心を持てませんでしたから、いまこうしてハーレーについて綴っている記事がここまで読まれていたとしても、もはやウィンドウを閉じる寸前であることもわかります。
しかし、もう少しだけ待ってください。今回新しく登場した「FXDR114」を見て欲しいのです。一昔前のハーレーによく見られたクロームメッキでピカピカに輝いていたり、大袈裟なデコレーションが施されているなんてこともなく、なかなかにしてスタイリッシュではないでしょうか。
よく見ると、クリップオン式のセパレートハンドルであったり、フロントフォークが倒立式で、シートはソロ仕様。テールエンドはバッサリと短くカットされ、マフラーも2in1で、これまでにはなかったパワークルーザーとしているのです。
装備も現代的で、ABSブレーキはもちろんヘッドライトをはじめとした灯火類はすべてLED式ですし、イグニッションもキーレスと先進性を感じます。メーターもデジタル式で、ギヤ段数を教えてくれたり、タンクに残る燃料からあとどのくらい走れるのか航続可能距離も表示してくるという親切さです。いつの間にかハーレーも次世代へと生まれ変わっていることが、細かいところを見てもわかります。