ヤマハのコンセプトモデル「モトロイド」が快挙達成 世界3大デザイン賞「IDEA」で金賞を獲得
ヤマハのコンセプトモデル「MOTOROiD」(モトロイド)が、世界最高峰のデザイン賞のひとつである米国の「International Design Excellence Awards」(IDEA)において最高位のGold(金賞)を受賞しました。
ヤマハ「モトロイド」が海外でふたつ目のデザイン賞に輝く
ヤマハのコンセプトモデル「MOTOROiD」(モトロイド)が、世界3大デザイン賞のひとつ「IDEA:International Design Excellence Awards」」(以下IDEA)で最高位の金賞を受賞しました。
38回目となる「IDEA」には、世界各国より史上最多となる1870点を超える応募があり、金・銀・銅賞をあわせて145点が受賞。ヤマハが同賞を受賞するのは初めてのこととなります。
ヤマハ「MOTOROiD」は、2018年7月12日に開催されたドイツの「Red Dot Award:デザインコンセプト2018」でも“Best of the Best”(40点)にも選ばれているため、今回が2つ目のデザイン賞受賞となります。
「IDEA」は、アメリカ工業デザイナー協会(Industrial Designers Society of America)が主催する世界最高峰のデザイン賞で、「iF Design Award」「Red Dot Award」と並び、世界3大デザイン賞のひとつとも言われています。
自動車や家具、医療機器、産業機械など多彩なカテゴリから卓越したデザインを選定し、革新性やユーザーエクスペリエンス(ユーザーが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念)、審美性などの観点から審査が行われます。
今回、金賞を受賞した「MOTOROiD」は、ヤマハが「第45回東京モーターショー2017」に出品したコンセプトモデルで、“人とマシンが共響するパーソナルモビリティ”を目指したものです。知能化と自律技術を適用した高度なバランス制御を実装し、マシンが自らの状態をセンシングして、重心移動によって起き上がり、そのまま不倒状態を保ちます。
また、ユーザーを認識して歩み寄ってくるほか、ライダーの動作に呼応するような反応を見せるHMI(Human-Machine Interface)など、さまざまな機能を備えています。
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