レクサス新型「スポーティSUV」! 400馬力超え×4WDの「高性能モデル」もアリ! 走行性能“超向上”の「RZ」豪州モデルとは
レクサスは2026年4月9日、オーストラリアでフル電動SUV「RZ」の改良モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
400馬力超えの高性能SUV!
レクサスは2026年4月9日、オーストラリアでフル電動SUV「RZ」の改良モデルを発表しました。
RZは、レクサス初のBEV(バッテリー式電気自動車)専用モデルとして2022年に世界初公開されたSUVです。電動化戦略を象徴するモデルとして位置付けられ、レクサスが掲げる次世代の走りと快適性を具現化した一台として展開されています。
今回の改良では、BEVシステムを全面刷新し、モーターの高出力化や航続距離の伸長、充電時間の短縮を実現しました。また、次世代の操舵感覚をもたらすステアバイワイヤシステムを導入しました。
ボディサイズは全長4805mm×全幅1895mm×全高1635mm、ホイールベース2850mm。パワートレインはeAxle(モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化した駆動システム)を前後に搭載する4WDシステム「DIRECT4」です。
DIRECT4は、前後輪の駆動力配分を通常時は60:40から0:100の間で可変制御し、コーナリング時には80:20から0:100の間で制御を行います。
このパワートレインの基本構成は従来モデルから変わっていませんが、制御の高度化によって走行性能が大きく引き上げられました。また、バッテリー容量も従来の71.4kWhから74.7kWhまたは77kWhへと増量されています。
システム最高出力は従来モデルの230kW(313馬力)から、280kW(380馬力)または300kW(408馬力)へと向上しました。これに伴い、モデル名は従来の「RZ450e」から「RZ500e」へと変更されています。

グレード構成は「ラグジュアリー」「スポーツラグジュアリー」に加え、新たに「Fスポーツ」を設定します。Fスポーツはシステム最高出力300kWのスポーティバージョン。内外装を専用デザインとするほか、メカニズムにおいてはステアバイワイヤシステムを装備しているのが特徴です。
ステアバイワイヤシステムは、ステアリングとタイヤの間を機械的に結合することなく、電気信号でタイヤを操舵する技術です。異形ステアリングがもたらすダイレクトな操舵感と、DIRECT4の高応答・高精度な駆動コントロールが組み合わさり、ドライバーの操作とクルマの挙動がよりシンクロしたドライビング体験を提供します。
価格はラグジュアリーが8万4500豪ドル(約960万円 2026年5月初旬時点、以下同)、スポーツラグジュアリーが9万1000豪ドル(約1030万円)、Fスポーツが10万5000豪ドル(約1190万円)です。
今年後半には、システム最高出力313kW(425馬力)を発生する高性能モデル「RZ600e Fスポーツパフォーマンス」が追加される予定です。RZはプレミアムBEV市場における存在感を一層強めていくことになりそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。


























































































