全長6.2m! 真の“最高級”モデル「女王のクルマ」実車登場! “優雅さ”極めた超大型セダン「ステートリムジン」が南青山に降臨! 特別な「ベントレー展」開催へ!
2026年のゴールデンウィーク期間中、東京・南青山の骨董通りにある「ヴァルカナイズ・ロンドン 青山」に、伝説的な御料車「ベントレー・ステートリムジン」が姿を現します。
全長6.2m! 真の“最高級”モデル「女王のクルマ」実車登場!
2026年のゴールデンウィーク期間中、東京・南青山の骨董通りにある「ヴァルカナイズ・ロンドン 青山」にて、英国王室とクルマが織りなす歴史を深く感じられる特別なイベントが開催されます。
2026年4月24日に発表されたこのイベントは「英国王室が愛した名車」展と題され、故エリザベス2世女王陛下の生誕100周年を記念するプロジェクトの第二弾として、4月28日から5月10日までの期間限定で行われます。
エントランスの「ザ・ステージ」では、現代ベントレーの最高峰モデルのひとつ「コンチネンタルGTCスピード」の実車が来場者を出迎えてくれます。
しかし、自動車史という観点からこの展示会で最も注目すべきは、同時開催される写真パネル展で紐解かれる、ある一台の伝説的な御料車「ベントレー・ステートリムジン」でしょう。
英国王室の公式な御料車といえば、かつては長らくロールス・ロイスがその役割を独占していました。
しかし、2002年にエリザベス女王が即位50周年を迎えた際、その歴史に大きな変化が訪れます。
英国の自動車産業界から女王陛下に献上されたのが、世界にたった2台しか製造されていない特注のベントレー・ステートリムジンでした。
これを機に、英国の公式な御料車の座はベントレーへと引き継がれることになります。

当時のフラッグシップセダンであったアルナージをベースに開発されたこのステートリムジンは、全長が約6.2mにも達する堂々たる体躯を誇ります。
そして最大の特徴は、女王陛下の公務に特化したフルオーダーメイドのパッケージングにあります。
例えば、女王陛下がトレードマークである帽子を被ったままでも、身をかがめずに優雅に乗り降りができるよう、ルーフは一般的なセダンよりも極めて高く設計されています。
さらに、後席のドアはほぼ90度まで開く構造になっており、ドレス姿でも威厳を保ったままスムーズに乗降できる工夫が凝らされていました。
また、パレードで沿道に集まる市民への配慮も忘れていません。
車内にいる女王陛下の姿が外から少しでもよく見えるように、後席周りのガラスエリアは通常のクルマでは考えられないほど広く取られ、ルーフの一部までガラス張りになっています。
単なる高級車としての豪華さではなく、“国民に寄り添う君主”としての役割を果たすための機能が、この一台に凝縮されているのです。
こうした数々の特注仕様を持つステートリムジンは、エリザベス女王の公務を長年にわたって支え続けました。
のちにウィリアム皇太子とキャサリン妃の結婚式が行われた際、ウィリアム皇太子やエリザベス女王が式場であるウェストミンスター寺院へ向かう移動に使われたのもこの車両であり、英国王室の重要な節目には必ずと言っていいほどベントレーの姿がありました。
今回発表された会場の写真パネル展では、このステートリムジンとともに微笑むエリザベス女王の姿や、チャールズ国王をはじめとするロイヤルファミリーがベントレーとどのように関わってきたのかを物語る貴重なシーンが多数展示されます。
また、店内では英国王室御用達ブランドの限定商品が並ぶほか、エリザベス女王の特集が組まれた「ヴァルカナイズ・マガジン」が無料で配布されるなど、英国文化の奥深さに触れられる内容となっています。
今年のゴールデンウィークは、南青山のイベント会場エントランスで現代のGTCスピードの造形美を愛でたのち、世界に2台しかないステートリムジンが英国王室とともに歩んできた半世紀以上の物語に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
そこには、市販車のカタログスペックだけでは決して語ることのできない、本物の歴史と伝統が息づいています。
Writer: くるまのニュース編集部
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