ホンダ新型「ミドルSUV」発売! 最上級より「100万円以上安い」けど一番低燃費で「リッター22.1キロ」走る! 全長4.5mの“ちょうどいいボディ”で利便性向上の「ZR-V」最安モデルとは?
2026年3月に一部改良されたホンダ「ZR-V」は、パワートレインをe:HEVに統一し、走行性能と環境性能を両立しました。複数グレードのなかでも最も安価なエントリーモデルとは、一体どのような仕様なのでしょうか。
利便性進化の最安モデルとは?
2026年3月26日、ホンダはクロスオーバーSUV「ZR-V」の一部改良モデルを発表し、翌27日に発売しました。
今回の一部改良では、パワートレインがスポーティで力強い走行性能と環境性能を両立する2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」に統一されたことが主な特徴です。なかでも最も安価なエントリーモデルは一体どのような仕様なのでしょうか。
ZR-Vは、2022年11月に発表されたミドルサイズSUVで、日本では2023年4月に発売されました。
もともと北米で販売されていた「HR-V」の3代目をベースとしており、日本向けに仕立てられた新型SUVとして登場。
翌年の2024年6月には、特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」も発売されています。

ZR-Vには、従来ガソリン車として通常仕様の「X」と上級仕様の「Z」という2タイプが設定されていましたが、今回の一部改良によりこれらは廃止され、e:HEVモデルに一本化されました。
また、「e:HEV Z」モデルには、SUVらしい力強さとアクティブな世界観を表現した特別仕様車「CROSS TOURING(クロスツーリング)」が新たに設定され、多様化するライフスタイルや嗜好に応えるラインナップとなっています。
さらにe:HEV Zと特別仕様車の「BLACK STYLE」、CROSS TOURINGには、Googleを搭載した「Honda CONNECTディスプレイ」が新たに採用。
Googleアシスタント、Googleマップ、Google Playなどの機能により、クルマでの移動と日常がシームレスにつながり、よりパーソナライズされたドライブ体験を提供します。
BLACK STYLEでは、従来のバーチカル・フロントグリルに代わり、ハニカムパターン・フロントグリルを採用。
フロントグリルやアルミホイール、シャークフィンアンテナなど、エクステリア各所にブラック基調の専用アイテムを採用することで、ZR-Vのスポーティさとプレミアム感をさらに高めています。
CROSS TOURINGでは、マットグレー・メタリック塗装のハニカムパターン・フロントグリルやマットブラックのアルミホイールなど、専用エクステリアパーツを随所に採用し、さまざまなシーンで映えるスタイルを表現しています。
また、インテリアにはオレンジステッチを施した個性的なグレージュ内装を採用し、爽快で開放感がありながら上質さも感じられる室内空間としています。
そんな一部改良を果たしたZR-Vにおいて、最も安価なエントリーモデルは「e:HEV X FF」です。
ボディサイズは、全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mm、ホイールベースは2655mmです。
外観は、流れるような艶のあるシルエットでありながら、SUVらしい力強さを一体的に表現したデザインとなっています。ボディカラーは「クリスタルブラック・パール」など3色から選択可能です。
室内寸法は、全長1930mm×全幅1530mm×全高1195mmで、内装は艶やかで色気のある美しいデザインに仕上げられています。また、先進のHMIに基づいた直感的な操作性にも優れています。
安全面では、ホンダが誇る先進の安全運転支援機能「Honda SENSING」が標準装備されており、さまざまなシーンで運転をサポートします。
そのほか、「後退出庫サポート」や「マルチビューカメラシステム」もメーカーオプションとして装備可能です。
パワートレインは、最高出力141ps、最大トルク182Nmを発揮する2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジンに、最高出力184ps、最大トルク315Nmの2モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。トランスミッションには電気式無段変速機(CVT)を採用しています。
燃費はWLTCモード(国土交通省審査値)で22.1km/L、高速道路モードで21.3km/Lと、ZR-Vのなかで最も低燃費な数字を記録しています。
なお、価格(消費税込み)は370万7000円で、最上級モデルの「e:HEV Z 特別仕様車 CROSS TOURING 4WD」(472万7800円)との価格差は102万800円となっています。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。

















































