名古屋で「8名が集団ドリフト」し逮捕! しかも車は「ナンバーレス・違法ウイング取り付け」 “迷惑走行”で「即・免許取消&高額罰金」も? 悪質集団検挙を発表
愛知県警は公式SNSで、ドリフト暴走をした3名を逮捕したと発表しました。一体何があったのでしょうか。
8名で集団暴走して検挙
愛知県警は2026年4月8日、公式SNSを更新。ドリフト暴走をした8名を検挙し、このうち3名を逮捕したと発表しました。
一体何があったのでしょうか。
現場となったのは、名古屋市港区の金城ふ頭です。
金城ふ頭は名古屋港の中心にあり、「ポートメッセなごや」や「レゴランド」があるほか、自動車輸出のヤードが置かれ、非常に広い土地となっています。
いっぽう夜は海運関係者以外の立ち入りはほとんどないため、夜間になると迷惑運転する集団が集結します。そのひとつがドリフト族です。
ドリフトは、タイヤを横滑りさせて走行するテクニックです。アクセルやステアリングの繊細な操作が求められ、少しでもミスをすると容易にスピンします。また、タイヤを横滑りさせるため、キーというタイヤが擦れる大きな音(スキール音)も鳴り、路面にもタイヤの痕を残します。
もちろんドリフト走行はひとつの競技として成立しており、サーキット場でドリフトするのが常識です。
しかし、公道を使って集団で違法ドリフトすることが昔に流行り、現在も山道や埠頭など、警察に見つからないような場所の公道でドリフト走行をする悪質な輩(ドリフト族)が残っています。
公道でのドリフトは、ハイスピードで横滑りさせることから大きな音と通行車両や周辺の人に恐怖を与えます。道路にタイヤの痕を残し、もし操作ミスすれば、大クラッシュする可能性もあり、非常に危険です。

今回、愛知県警はこの金城ふ頭でドリフトを行った者8人を検挙したとSNSで報告しました。このうち3名は逮捕されています。
投稿には検挙した8名がドリフトを行っている様子を映した動画を添付。8台のクルマが次々にドリフト走行しており、周囲はタイヤのスモークと爆音に包まれています。
よく見ると信号は赤であり、信号無視をしているほか、ライトの不点灯、さらには車体幅を大きくはみ出すウイングの取り付け、車体が大きく破損した状態での走行、そして爆音マフラーの取り付け、ナンバープレートの取り外しなど、保安基準に適合しない状態(不正改造)となっていることが確認できます。
動画だけで、少なくとも道路交通法と道路運送車両法のダブルの違反をしていることがわかります。
公道を走ってはいけないような状態のクルマで、周囲を危険な目に晒す危険な行為をしたという、非常に悪質なケースであるといえます。
愛知県警は、この集団の違反について投稿で、「共同危険行為(行政点数25点)」と解説。25点はこの違反ひとつで「即・免許取消」となる重い違反で、前科がなかったとしても、次回の免許再取得までに2年は間を開けなくてはならない「欠格期間2年」が科されます。また同時に2年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科せられることがあります。
ちなみに、ナンバー表示義務違反は50万円以下の罰金、消音器不備車両の運転の禁止違反は5万円以下の罰金、騒音運転等の禁止違反は5万円以下の罰金がそれぞれ科せられ、また違反点数も付加されます。






















