新車900万円の「“スズキ製エンジン”搭載」軽スポーツカー! レトロ外観&本格足回りで唯一無二の存在感! TAS26で公開されたケータハム「セブン170Rカップ」とはどんなクルマ?
英国の自動車メーカー「ケータハム・カーズ・リミテッド」が「東京オートサロン2026」で公開した軽自動車規格の高級スポーツカー「セブン170Rカップ」について解説します。
サーキット走行に適応するライトウェイトスポーツカー
2026年1月9日から11日にかけて幕張メッセで開催された「東京オートサロン2026(TAS2026)」において、英国の自動車メーカー「ケータハム・カーズ・リミテッド」が注目を集めました。
同社は、1台ずつハンドメイドでライトウェイトスポーツカーを生み出すことで知られています。
ケータハムがTAS2026に展示し、1月10日に発売された最新モデルが、日本の軽自動車規格に適合する2シーターのレトロなライトウェイトスポーツカー「セブン170Rカップ」です。このクルマは、1960年代から受け継がれる象徴的なスタイルを持つ「セブン」シリーズの一員であり、公道走行も可能なモデルです。
ベースとなったのは、セブン・シリーズで最もコンパクトな「セブン170」の中でも、サーキット走行を主眼に置いたLSD(リミテッド・スリップ・デフ)付きの「170R」です。ボディサイズは全長3100mm、全幅1470mm、全高1090mm、ホイールベースは2225mmと非常に小型で、車両重量はわずか440kgに抑えられています。
パワートレインには、スズキ製の658cc直列3気筒ターボエンジン「R06A型」を積み、5速MTが組み合わされます。このエンジンは、誰にでも扱いやすい特性にチューニングされており、最高出力63.6kW(85馬力)/6500rpm、最大トルク116Nm/4000-4500rpmを発生させます。これにより、最高速度168km、0-100km/h加速6.9秒以下という性能を誇ります。さらに、100mmという低い最低地上高が、カタログスペック以上のスピード感を全身で感じさせてくれるでしょう。

足回りには、街乗り向けの「170S」とは異なり、ばね定数を高めた車高調整機能付きのスポーツサスペンションを装備。ロールを抑え、スポーティな走行に応えます。サスペンション形式はフロントにダブルウィッシュボーン、リアにはマルチリンクライブアクスルを採用。ブレーキはフロントがディスク、リアはドラム式です。タイヤはヨコハマタイヤの「ADVAN dB V553」で、サイズは前後ともに155/65R14となっています。
セブン170Rカップは、サーキット走行を前提とした装備が標準で備わっている点も大きな特徴です。スポーツロールケージや6点式レースハーネス、頭部保護具、フューエルタンクプロテクションなどが標準で用意されています。
インテリアは、センターコンソールに配置されたHパターンの5速MTシフトレバーと必要最小限の計器類で構成され、高いホールド性を持つフルバケットシートが、路面からの情報を正確にドライバーへと伝えます。伝統的な構造を引き継ぎつつも、リアコンビランプをLED化するなど、現代的な要素も取り入れられています。
セブン170Rカップの車両価格(消費税込)は898万7000円です。この価格には、2026年から日本で始まるワンメークレース「ケータハムカップ ジャパン」へのエントリー費用も含まれます。
レースは、東日本シリーズ(ペトロナスシリーズ)として筑波サーキットで2戦、スポーツランドSUGOで1戦が、西日本シリーズ(オベロンシリーズ)として岡山国際サーキットで全3戦が予定されています。
さらに、各シリーズの年間チャンピオンには、2027年にマレーシアの「ペトロナス・セパン・インターナショナルサーキット」で開催予定の軽自動車24時間耐久レース「K car GLOBAL 2027 Sepang 24H Endurance」への参戦権が与えられます。その際の渡航費はケータハムカーズ・ジャパンが負担するとのことです。
Writer: くるまのニュース編集部
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