品川駅周辺の東西を直結! 国道1号と国道15号を結ぶ「環状4号線」 高輪エリアの新ルート工事進む! 未整備区間の現状は?

東京都港区で整備が進む都市計画道路「環状第4号線」。国道1号と国道15号を結ぶ未整備区間において、現在新たな道路を建設する事業が行われています。本記事では、区部の交通分散や品川駅周辺の国際交流拠点化を目的とした計画の背景をはじめ、事業の経緯や進行中の工事の具体的な内容について詳しく解説します。

環状第4号線(高輪地区) これまでの経緯と、現状は?

 本事業のこれまでの経緯を振り返ると、2016年3月に「区部における都市計画道路の整備方針」において優先整備路線に位置づけられました。

 その後、2017年の都市計画変更素案の説明会や測量に関する説明会を経て2018年12月に都市計画変更を決定。

 2019年7月に街路事業の認可が告示され、2024年2月には土地区画整理事業の施行認可が告示されるなど、着実にステップを踏んできました。

 高輪区間の事業期間は2032年度までと設定されており、現在は現地での準備工事や整備工事が本格化しています。

 2024年度から2025年度にかけては、沿道の宅地造成工事や道路の暫定整備工事が行われます。

 二本榎通り周辺の暫定車道は、一般車両だけでなく工事用車両も通行する予定となっており、周辺の区道326号線では一部が一方通行に規制されるなど、安全に配慮した交通管理が行われています。

 現在の工程で特に大規模なものとして、衆議院高輪議員宿舎跡地における基礎杭の撤去工事が進められています。

 この工事の工期は2024年12月19日から2025年10月31日までを予定しています。

 基礎杭の撤去や宅地造成といった準備段階の工事が完了したのち、道路本体の整備や共同化事業予定地の開発が本格的に進められていきます。

 公開されている将来イメージ図や完成予想模型を確認すると、白金台方面から下ってきた環状第4号線が、高輪公園の南側を通過し、第一京浜を高架橋で跨ぎ越して港南方面へと抜けていく立体的な道路空間が完成する予定です。

 グランドプリンスホテル高輪などの大規模施設が隣接するエリアにおいて、無電柱化されたすっきりとした景観が誕生することになります。

 高輪区間の西側にはすでに事業中である白金台区間(延長約0.8km)、東側には港南区間(延長約0.7km)が隣接しています。

 これらの区間が一体となって整備されることで、目黒通りから海岸通りまでの新しいルートが繋がり、品川駅周辺の東西方向の連絡が大幅に強化されます。

 長きにわたり未整備であった区間が完成することで、地域における交通課題の解決に寄与するだけでなく、品川・田町エリアが目指す国際交流拠点としてのまちづくりを力強く支えるインフラとなります。

 今後の工事の安全な進捗と、新たな環状道路がもたらす周辺環境への良い影響に期待が寄せられています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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