ホンダ 3代目「シビック」は『空間は大きくメカは小さく』を最大限に具現化 レースでホンダのイメージアップにも貢献

ボディバリーエーションにシャトルを追加

 高い性能と利便性の高さで幅広い層のユーザーから好評価を受けていた3代目「シビック」では、新しいボディタイプの「シャトル」を追加しました。

3代目シビック シャトル

 全高が高められたワゴンボディの「シャトル」は、従来の概念にとらわれない楽しい創造空間を持つモデルで、通常の「シビック」よりも広い室内が与えられました。「シャトル」はこの次の4代目にも登場しますが、「フィット」の派生モデル「シャトル」と、いまもその名前は残っています。

 また、2代目同様に姉妹車「バラード」がラインナップされていましたが、そのバリエーションとしてクーペボディの「バラードスポーツ CR-X」も登場しています。約800kgと現在の軽自動車並の車両重量に、パワフルなエンジンを搭載した「バラードスポーツ CR-X」は、俊敏な走りで『走り屋』のなかで「シビック」と人気を二分しました。

 この3代目「シビック」は、ホンダでは初となる「日本カー・オブ・ザ・イヤー」、「グッドデザイン大賞」受賞など、非常に高い評価を受けました。M・M思想を最大限に具現化した3代目「シビック」は、その後のホンダ車開発に活かされ、いまも軽自動車、コンパクトカー、ミニバンに共通する設計思想となっています。

【了】

ホンダ 「ワンダー シビック」の画像をチェック(38枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2 3

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー