小さくて逆に目立つ!? 「エコかわ」な1人乗りEV選挙カーが登場
従来の選挙カーは、トラックやワゴンを改造したものが一般的です。しかし、最近は1人乗りのエコな選挙カーが登場しているようです。
新たな選挙活動の主流となるか
従来の選挙活動では、マイクロバスやワンボックスバンのルーフ部に人が登壇できるような改造が施された「選挙カー」が多く見られます。
しかし、最近では、エコで可愛らしい電気自動車(EV車)を使った「選挙カー」が登場。その“エコかわ”な外見から写真を撮る人も現れるほどです。
この「選挙カー」は、1人乗り電気自動車の宣伝カー事業『デコレンタ』として展開しているサービスです。50ccのエンジンを搭載した1人乗り自動車の「ミニカー」にカテゴライズされる車両をベースとして、エンジンの代わりにモーターを搭載。軽自動車の約55%のサイズ感で人通りが多い駅前や繁華街での周遊を得意としています。
選挙活動やさまざまな企業のプロモーションに使われる『デコレンタ』をはじめた背景について、サービスを展開しているウォーターワンカーデザイン株式会社 中澤氏に話を伺いました。
――「デコレンタ」サービスの開始背景や実績を教えてください。
今までの宣伝カーは大型トラックやワゴン車が主流でした。排気ガスや騒音の問題などさまざまな場面で問題になってきたことも事実です。未来の広告の形を考える中で、環境にやさしく、街に愛される宣伝カーを作ることはできないかと考え「デコレンタ」の事業開始に至りました。
サービス実績では、千葉県知事選挙啓発・横浜市長選挙啓発・荒川区長選挙啓発・杉並区長選挙啓発・練馬区長選挙啓発などの選挙活動をはじめ、川崎競馬場やミュージシャンの「TUBE」さんなどイベント告知などにも活用頂いています。
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大きな選挙カーばかりだと似たり寄ったりなので、逆に小さいクルマの方が目立つでしょう。今後は、従来の選挙カーではなく、“エコかわ”な選挙カーで戦えば、得票率がアップできるかもしれませんね。
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