次世代SUVのベンチマークにするぞ! 開発責任者が語るホンダ新型「CR-V」が目指したところ
ホンダはSUVの新型「CR-V」を発売しました。約1年ぶりの復活となった5代目「CR-V」はハイブリッド仕様とガソリンエンジン仕様があり、ガソリン車には3列シート7名乗車仕様も用意されます。開発責任者が語る「CR-V」が目指したところとは?
国内に再登場した5代目「CR-V」はハイブリッド車も用意
ホンダは8月30日、今回のモデルで5代目となるミドルサイズSUV新型「CR-V」の発売を開始しました。
1995年に初代が登場した「CR-V」は、その前にあったクロスカントリータイプの本格4WD車ブームの後、都市利用のクロスオーバーSUVへ流行がシフトするなかで発売され、高い評価を受けました。その後、2001年にキープコンセプトのスタイルを持つ2代目にフルモデルチェンジ。さらに2006年には3代目へとフルモデルチェンジしますが、その際にスタリングがそれまでの直線的なものから曲線的なものに変化しました。
2011年にフルモデルチェンジした後、海外では継続的に販売されているものの、その4代目をもって日本国内での販売を中止。その後しばらく国内では「CR-V」の取り扱いはありませんでした。その間は「CR-V」よりもコンパクトな「ヴェゼル」がホンダのSUVとして人気となり、トヨタのC-HRが登場するまではコンパクトSUVではトップの販売台数を記録しています。
5代目となる新型「CR-V」はすでに海外で発売されていましたが、国内のSUV人気はますます高まりをみせ、満を持して国内販売となりました。日本では後発の2リッターのハイブリッドモデルと、1.5リッターターボエンジンのガソリンエンジン仕様が導入されます。