16年ぶり“フルモデルチェンジ”の日産「“新型”エルグランド」夏に登場へ! 「アルファード」より大きなサイズで「V6エンジン以上」の走りも? 元祖「高級ミニバン」最新情報は?

今夏の発売を予定している日産「エルグランド」。改めてその最新情報をお伝えします。

新型「エルグランド」の最新情報を改めてチェック!

 2025年秋に開催された「ジャパンモビリティショー2025」で世界初披露された日産のラージミニバン「エルグランド」は、今夏の発売が予告されています。
 
 現行型の登場から16年振りのフルモデルチェンジとなる4代目には、日産の最新技術が満載されているのも大きな魅力でしょう。

 今回は、最新の新型エルグランドの情報をまとめてお届けします。

 現行型エルグランドは既に受注が停止されており、現在は在庫車のみの販売になっています。その事実からも、新型の登場に向け、着実に準備が進んでいることが感じられます。

 日産自動車の広報部によれば、現時点での最新情報は、ジャパンモビリティショー2025の際に公表したリリースが最新とのことですが、今年2月上旬に新型エルグランドの企画責任者によるYouTube動画が公開され、少しだけ情報がアップデートされています。

新型「エルグランド」改めてどんなモデル?
新型「エルグランド」改めてどんなモデル?

 迫力満点のエクステリアデザインは、EVミニバンコンセプト「ニッサン ハイパーツアラー」のイメージを受け継ぐもの。デザインコンセプトは「The private MAGLEV」としていますが、より分かりやすく表現として、「リニアモーターカー」というフレーズを挙げています。

 狙いは、「ハイスピードでありながらスムーズで静かなリニアモーターカーの姿をイメージし、威厳とダイナミックなプレゼンスを兼ねそろえ、“威風堂々”とした佇まい」に仕上げたもの。

 ラージミニバンらしいプレミアムさと、「e-POWER」専用車とするスムーズな走りを連想させるものを目標としたことが想像できます。

 そこには、歴代モデルが受け継ぐ走りの良さを守り、高めていくという想いもあるのでしょう。

 同時にデザインの中では、和のテイストも大切にされています。特に分かりやすいのがフロントグリルのデザインで、日本の伝統工芸である「組子」をモチーフとしています。

 また軽量に仕上げたというホイールでは、アルミホイールに樹脂パネルを組み合わせることで、個性的かつ緻密なデザインに仕上げており、そこにも組子を連想させます。

 プロトタイプの新色となるツートンカラーですが、「FUJI DAWN―フジドーン―」と「至極―シゴク―」を組み合わせたもので、日本の美意識を表現しています。

 注目のボディサイズは、一回りサイズアップです。具体的には、全長が+30mmの4995mm、全幅が+45mmの1895mm、なんと全高は+160mmとなる1975mmとなり、全方位で拡大されています。

 このサイズを、“宿敵”のトヨタ「アルファード」および「ヴェルファイア」現行型と比べると全長こそ同等ですが、幅と高さは一回り大きいので、より存在が際立つことになるでしょう。そして、現行型で弱点であった室内高の大きな改善にも繋がると予想されます。

 インテリアに関しては、ラグジュアリーミニバンらしい広さと上質さを感じさせるもの。コクピットデザインは、ワイドディスプレイを中心に構成された最新世代を搭載しました。

 ディスプレイパネルのサイズは14.3インチ大画面統合型インターフェースディスプレイを2枚組み合わせたものを採用。タッチスクリーン操作だけでなく、エアコン操作パネルを静電スイッチとすることで、ダッシュボードと一体感のあるデザインに仕上げています。

 2本スポークの最新ステアリングには、従来同様に運転中に必要となるスイッチ類を集約。センタークラスターには、ATシフトボタンなどの操作系のメカスイッチが配置されています。

 また最新車らしく、センターコンソールにはUSB-Cソケットに加え、ワイヤレス充電も確保。さらに後席側にはAC電源も用意されるようです。

 豪華装備の目玉といえば、快適で楽しい移動時間を演出するオーディオシステム。新型では、BOSE製の22スピーカープレミアムサウンドシステムも用意。かなり臨場感あるサウンドが楽しめるだけでなく、ドライバーに必要なナビ案内や警告音がより聞きやすくなる工夫もあるようです。

 またコクピットを彩るアンビエントライトは、最大64色の設定が可能となり、華やかさも増しています。

 プロトタイプのシートレイアウトは、2+2+3の7人乗りで、2列目がキャプテンシートとなる定番のもの。

 ここでのポイントは、全高の拡大を活かし、後席の視界の良さと快適性を高めているところでしょう。ボディ幅の拡大で、3列目のアクセス性の向上も期待できます。ファミリーカーとして検討している方や送迎車など後席利用がメインの使い方にもより最適化されているとみてよいでしょう。

 インテリアカラーにも、和テイストと上質さが意識されており、シート素材にはナッパレザー並みの触感を持つ高品質な合成皮革「テーラーフィット」を採用。カラーにも「紫檀―シタン―」が使われています。

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