斬新「ミッドシップ“4WD”スポーツカー」! “800馬力超え”のパワトレ&「超斬新デザイン」採用! ハイテク技術満載の仏「DS Eテンス パフォーマンス」が魅力的!

DSオートモビルが2022年に発表した「DS E-TENSE PERFORMANCE」は、フォーミュラEの技術を投じた「走る実験室」とも言えるコンセプトカーです。従来の常識を覆す驚異的なスペックと、アヴァンギャルドを極めたデザインを纏ったこのモデルは、一体どんな一台なのでしょうか。

「玉虫色」に輝く超彫刻ボディ!

 フランスのラグジュアリーブランド、DSオートモビルが2022年に発表した「DS E-TENSE PERFORMANCE(DS Eテンス パフォーマンス)」は、DSのモータースポーツ部門がフォーミュラEでの連覇で得た知見を凝縮した電動スポーツカーの未来を占うコンセプトモデルです。

 まず目を引くのは、ブランドの理念である「アヴァンギャルド(前衛的)」を体現したそのルックスです。

 フロントには従来のラジエーターグリルが存在せず、代わりにブランドロゴを立体的に浮かび上がらせるデジタルな表現手法が採り入れられました。

最大トルクは、なんと8000Nm!
最大トルクは、なんと8000Nm!

 その両脇を固めるのは、計800個ものLEDで構成されたデイタイムランニングライト。カメラのようにも見えるハイテクな眼差しが、見る者に強烈なインパクトを与えます。

 ボディカラーも異彩を放っています。「ビートルエフェクト(玉虫色)」と名付けられた特殊塗装は、カブトムシの甲殻のように、見る角度や光の当たり方で色味がドラマチックに変化。

 空力性能を極限まで追求した流麗なボディラインと相まって、まるで走る彫刻のような美しさを演出しています。足元には21インチの巨大なエアロホイールを装着し、エレガンスと戦闘力を融合させました。

 しかし、その中身は優雅な見た目とは裏腹に、まさに「怪物」です。カーボンモノコックシャシのミッドシップ位置にバッテリーを搭載し、前後2基の電気モーターで四輪を駆動。システム合計出力は600kW(815馬力)、最大トルクは驚愕の8000Nmに達します。

 0-100km/h加速はわずか2秒。これは世界トップクラスのハイパーカーをも凌駕するスペックです。

 特筆すべきは、BEV(電気自動車)の未来を占う「ブレーキ」の技術です。DSはこのモデルで、従来のディスクやパッドといった物理的な摩擦ブレーキを使わず、モーターの強力な「回生ブレーキ」だけで車体を停止させる実験を行っています。

 最大600kWという発電ブレーキ力により、エネルギー回収効率を最大化しつつ、ブレーキダストも出さないクリーンな走りを追求しています。

 バッテリー技術も最先端です。トタルエナジーズ社と共同開発した液浸冷却システムにより、350kWの急速充電を使えばわずか5分で満充電が可能といいます。

 2024年以降の新型車をすべてBEVにすると宣言していたDSにとって、このクルマは単なるショーモデルではなく、次世代の市販車へ直結する重要な「走る実験室」なのです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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