135万円から! ダイハツ「ちいさい“スライドドア車”」がスゴい! 背が高すぎないワゴンボディ×ターボ搭載のスポーティな「RS」も存在! N-BOXの新たなライバル「ムーヴ」とは!
2025年6月に発売されたダイハツの軽ハイトワゴン「ムーヴ」は、後席両側スライドドアを装着する新たなスタイルとなって登場しました。実際、人気の「軽スーパーハイトワゴン」を脅かす存在となっているようですが、何が魅力なのでしょうか。
ちいさい“スライドドア車”「ムーヴ」がスゴい!
軽自動車市場では、背が高くスライドドアを備えた「スーパーハイトワゴン」の3車種(N-BOX、スペーシア、タント)がトップ3を独占する状態が長く続いていました。この「御三家」による厚い壁はなかなか崩れないと思われていましたが、2025年夏に大きな変化が起きました。
その主役となったのが、新型に生まれ変わったダイハツの「ムーヴ」です。2025年7月から8月にかけての販売ランキング(「ムーヴキャンバス」との合算)で、ムーヴは長年上位に君臨していた御三家の一角を崩し、絶対王者N-BOXの新たなライバルとして、見事にトップ3へと食い込みました。
ムーヴとはどのようなクルマなのでしょうか。

ムーヴは1995年、スズキ「ワゴンR」に対抗するハイトワゴンとして誕生しました。初代こそ急造感が否めませんでしたが、イタリアの巨匠がデザインした2代目で独自スタイルを確立。その後も代を重ねるごとに、伝統の「ノーマル」と「カスタム」の2系統を守りながら、安全性や質感を高めてきました。
しかし、2014年登場の6代目を最後に、メーカーの不祥事などの影響でモデルチェンジが停滞。2023年には一度生産終了となりラインナップから姿を消していましたが、紆余曲折を経て待望の新型へとバトンを繋いでいます。
2025年6月、11年ぶりにフルモデルチェンジした7代目が登場。主なポイントとしては、スマートアシストの標準搭載化、さらには、従来のノーマル・カスタムを統合し、デザインの一本化などがおこなわれました。
そして、軽ワンボックスワゴン・バンやスーパーハイトワゴンでは定番の「後席スライドドア」が装着され、利便性を際立たせることに成功しています。
実際にネット上では「軽スーパーハイトワゴンよりも10cm以上低いのでスポーティに見える」や「シャープなフロントマスクと直線的なボンネットが存在感あります」といったように高評価。特に男性からの意見が多く、可愛らしさよりシャープなカッコよさが評価されているようです。
ムーヴは、エンジンのパワーと装備の充実度で選べるようになっており、加速がパワフルな「ターボ車(RS)」は、両側の電動スライドドアを備えた豪華なスポーティ仕様です。一方、街乗りに適した「標準モデル(G、X、L)」は、予算や装備に合わせて3つのランクから選べます。
走行性能については、全車CVT(自動変速機)に統一され、スムーズな走りを実現しています。
機能面で特に好評なのが、スライドドアの便利機能です。鍵を持って車に近づくだけでドアが自動で開く機能や、ドアが閉まると同時に自動でロックがかかる機能など、日常のちょっとした手間を減らしてくれる工夫が人気の理由となっています。
一方で、純正ナビゲーションは約30万円という価格設定になっており、コストパフォーマンスを重視する軽自動車ユーザーの間では「少し高価に感じる」といった意見も聞かれます。
特に、地図の自動更新機能が含まれていない点など、価格に見合った最新機能を求める声も目立っていますが、とはいえ、純正ならではのフィット感や保証の安心感があるのも事実。社外品を検討して費用を抑えるといった、自分に合った選び方を楽しむユーザーも多いようです。
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最新のムーヴの価格(消費税込)は、135万8500円から202万4000円という幅広いラインナップを展開。
スーパーハイトワゴンの実用性の高さは認めるものの、もう少し扱いやすいボディが欲しい人にはハイトワゴンがお勧めです。
シャープで都会的なデザインを望む人には、ムーヴは魅力的な選択肢といえそうです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

























































