三菱の新型「“四輪駆動”ミニバン」がスゴい! 全長4.8m級「堂々デザイン」×「ランエボ」譲りの本格4WDモデル! 大刷新でさらに熟成した新型「デリカD:5」どう進化したのか

2026年1月9日、三菱は「デリカD:5」の大幅改良モデルを正式に発売しました。デビューから19年を迎えるロングセラーモデルの大きな進化は、SNSやインターネット上で大きな話題となっています。

熟成の極みとなった新型「デリカD:5」に注目!

 2007年に登場した三菱の「デリカD:5」は、ミニバンならではの広々とした室内空間と、SUVに匹敵する本格的なオフロード性能を高次元で両立させた、世界でも珍しいオールラウンドミニバンとして確固たる地位を確立してきました。

 誕生から19年という異例のロングセラーとなっていますが、その独創的なコンセプトゆえに根強いファン層に愛され続けています。

 そんなデリカD:5ですが、2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」において、次世代への飛躍を象徴する大幅改良モデルを世界初公開し、その約3か月後となる2026年1月9日に販売を開始しました。

 今回の改良における最大の見どころは、エクステリアの大胆な変貌です。

 三菱のデザインアイデンティティ「ダイナミックシールド」は、水平と垂直の要素をより強調した力強いフォルムへと進化を遂げました。

 フロントグリルには幾何学的なハニカムパターンを採用した厚みのある造形が施され、SUVらしい堅牢性とプレミアムな質感が見事に共存しています。

大進化した新型「デリカD:5」がスゴい!
大進化した新型「デリカD:5」がスゴい!

 特に注目したいのが「ブラック」を軸としたデザイン戦略です。

 フロントグリル、前後バンパー、ホイールアーチモール、ドアミラーなど、各部位をブラックで統一したことで、これまでの装飾的な印象から一新され、精悍で引き締まった表情へと変貌しました。

 ボディサイズは全長4800mm×全幅1815mm×全高1875mmで、ホイールモールアーチがワイド化されたため、改良前に比べ車幅が20mm拡幅されています。

 足元には新しくデザインされた18インチアルミホイールが採用され、ワイドなホイールアーチモールとの組み合わせによって、アウトドア志向の力強さがより強調されています。

 リアデザインも、ガーニッシュに「DELICA」のロゴを配したシンプルかつ無骨なスタイルへと刷新され、隅々まで「大人のオフローダー」としての佇まいが貫かれています。

 走行性能面での最大のハイライトは、三菱が誇る四輪統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」がデリカD:5として初搭載されたことです。

 このテクノロジーは、かつて世界ラリー選手権(WRC)で無敵の強さを誇った伝説のマシン「ランサーエボリューション」で鍛え上げられた技術の系譜を引き継いでいます。

 4WD、AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)、ASC(アクティブ・スタビリティ・コントロール)、ABSを一体的に制御することで、四輪それぞれのグリップ力を路面状況に最適化し、ミニバンとは思えない卓越したハンドリング性能と走行安定性を提供します。

 ドライバーはセンターコンソールに配置されたセレクターから、「NORMAL(4WD)」「ECO(2WD)」「SNOW(滑りやすい路面)」「GRAVEL(未舗装路)」の4つのドライブモードを選択可能で、どんな過酷な環境でも安心して走破できるでしょう。

 さらに、急な下り坂においてブレーキ操作を必要とせずに一定の低速を維持する「ヒルディセントコントロール」も新たに追加され、本格的なオフロード性能がいっそう充実しました。

 パワーユニットには、豊かなトルクを発生する2.2リッタークリーンディーゼルターボエンジンと8速オートマチックトランスミッションの組み合わせが継続して搭載されています。

 インテリアも、最新デジタル技術と上質な素材が融合した空間へと大きく進化しました。

 運転席の正面には8インチカラー液晶デジタルメーターが新規採用され、S-AWCの作動状況をはじめとする各種車両情報を直感的に確認できるようになっています。

 インストルメントパネル周りには金属調の装飾やステッチ加工を施したソフトパッドが配され、機能性と高級感が絶妙にバランスされています。

 シートには水濡れや泥汚れに強い撥水機能を備えたスエード調ファブリックと合成皮革が使用され、カーキカラーのステッチがアウトドアシーンへの期待感を高めます。

 安全性能も大幅に向上しています。予防安全技術「三菱e-Assist」は最新世代へと進化し、衝突被害軽減ブレーキには「自転車運転者検知機能」が新たに追加されました。

 また、パーキングセンサーの検知範囲拡大や高解像度化されたマルチアラウンドモニターの搭載により、視界が限られやすいミニバンにおける安全性が格段に向上しています。

 新型デリカD:5に対する市場の評価は非常に高く、三菱の発表によれば、2025年10月末の先行予約スタートからわずか2か月余りで、月間販売目標の3.5倍となる約7000台の注文を獲得しました。

 この驚異的な数字は、いかに多くのユーザーがデリカの「深化」を待ち望んでいたかを如実に物語っています。

※ ※ ※

 世界を見渡しても、他に類を見ない唯一無二の存在の新型デリカD:5。

 クロスカントリーミニバンとしての進化は、今後もさらに深まっていくことでしょう。

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Writer: 赤羽馬

金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。

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