トヨタの「“新型”カローラ」!? “独自”の進化遂げた「斬新“サメ顔”」&全長4.7m級「堂々ボディ」がスゴい! リッター23km走る「中国向け新モデル」どう違うのか
中国・一汽トヨタが、中国市場向けに新型「カローラ」を大幅刷新しました。2025年11月に披露された最新モデルは、現行12代目をベースに劇的な進化を遂げ、全長4.7mを超える堂々たるボディと最新の「ハンマーヘッド」デザインを手に入れています。
日本の「カローラ」とはひと味違う「中国向けカローラ」とは
世界の自動車市場において、トヨタの「カローラ」は1966年の初代誕生以来、約60年にわたって「大衆車のスタンダード」であり続けてきた名車です。
ラテン語で「花の冠」を意味するその名の通り、いつの時代もユーザーに寄り添う高い信頼性と実用性を提供し続け、2021年には世界累計販売台数が5000万台を突破するという前人未到の記録を打ち立てました。
現在、日本国内でも販売されている12代目カローラは、TNGAプラットフォームの採用によって走りの質感を劇的に向上させましたが、巨大な市場規模を持つ中国においては、さらなる独自の進化が求められてきました。
そこで、トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社である「一汽トヨタ」が2025年11月に発表したのが、ビッグマイナーチェンジ版となる新型カローラです。
一汽トヨタは、中国におけるトヨタの重要なパートナーとして、長年にわたりカローラの生産と販売を担ってきました。
今回の刷新では、現行の12代目モデルをベースにしながらも、内外装やメカニズムに大幅な変更を加えることで、もはやフルモデルチェンジに近い変貌を遂げています。

最大の特徴は、フロントマスクに採用された最新の「ハンマーヘッド」コンセプトです。
これは近年の「プリウス」や「クラウン」などに次々と採用されているトヨタの最新デザイン言語であり、鋭い形状のLEDヘッドライトと大きく開口したロアグリルを組み合わせることで、サメを彷彿とさせる精悍でアグレッシブな表情を作り出しています。
これまでのカローラが持っていた親しみやすいイメージから一転し、都会的でスポーティなオーラを纏うことに成功しました。
ボディサイズについても、中国市場特有の「後席の居住性を重視する」というニーズに応えるため、大胆な拡大が図られています。
新型カローラの全長は4710mmに達しており、これは日本仕様のカローラ(セダン)と比較して200mm以上も長く、ミドルサイズセダンに匹敵するサイズ感です。
この拡大分は、2750mmまで延長されたホイールベースによって後席の足元空間に還元されており、コンパクトカーの枠を超えた圧倒的なゆとりを提供しています。
ビジネスシーンでの利用も多い中国市場において、この広大な後席空間は強力なアドバンテージとなります。
内装のデジタル化も著しく、インパネ周りは完全に現代的なコクピットへとアップデートされました。
運転席には12.3インチのフル液晶デジタルメーターを装備し、中央には12.9インチの大型タッチディスプレイが配置されています。
これにより、ナビゲーションの視認性やスマートフォンの連携機能が大幅に向上しました。
パワートレインには、トヨタの最新技術である「第5世代ハイブリッドシステム」が投入されています。
1.8リッター直列4気筒エンジンと高出力モーターを組み合わせたこのシステムは、パワーユニット全体の小型軽量化が進められたことで、より効率的でレスポンスの良い走りを実現しています。
最高出力はシステム全体で196psという余裕の数値を誇り、燃費性能についても中国の燃費測定基準において23.3 km/Lという数値をマークしました。
足回りについても、TNGAプラットフォームの恩恵を最大限に活かした設計となっています。
最新の技術と大胆なデザインをまとった今回の新型モデルが、この先日本仕様のカローラにどのような影響を与えるのか、今後の動向から目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。










































