街中に3色の光を放つ「UFO」出現! 激レア信号機が設置された理由とは
信号機能は同じでも初見では戸惑うかも
設置理由や背景には、地域毎による道路事情や交通事情があるようです。では、通常の信号機とは機能面での違いなどはあるのでしょうか。
――従来の信号機との違いを教えてください。
通常の交差点は、運転手の走る方向に対して停止線の奥側に正灯器(信号機)を設置することが一般的です。懸垂型灯器では、どの方向からも正灯器が視認できるような設置にするため、交差点の中央付近に正灯器がくるような設計になっていることが多いです。信号の制御は、通常の信号と変わりませんので、単純にドライバーからの視認位置が異なるだけだと思います。
また、歩行者用信号機も、通常は横断歩道に対して横断方向に設置していますので、『懸垂型信号機』は歩行者視点でも大きく変わるのが特徴です。
※ ※ ※
地域の交通量や環境によって、信号機もご当地色があります。本来、信号機は交通の流れを円滑にするために設置されていますが、『懸垂型信号機』のように一部地域でしか見られないタイプのものは、初めて見ると困惑するかも知れませんが、機能面は何も変わりません。
思わず写真を撮りたくなってしまうかもしれませんが、交通の妨げにならないよう気をつけましょう。
【了】
※一部内容を修正しました(8月22日15時15分)
1 2