トヨタの「“2人乗り”スポーツカー」に反響殺到! 斬新「MTのようなAT」&「タテ目」採用のGRモデルに熱望の声! 全長4.3m級の「GR HV スポーツ」が話題に
未来のスポーツカー像を示した「GR HVスポーツ」は、今なお多くの注目を集める存在です。市販化は叶わなかったものの、ユーザーからの反響は途切れることなく続いています。
縦目のスポーツカー
これまで世界各国で開催された自動車イベントでは、個性豊かなコンセプトカーが数多く登場し、大きな話題を呼んできました。
なかでも、2017年の「第45回 東京モーターショー」で世界初披露された「GR HV Sports Concept(以下、GR HVスポーツ)」は印象的な存在で、現在もユーザーから反響の声が寄せられ続けています。
GR HVスポーツは、トヨタが掲げる“スポーツカーと環境技術の融合”を体現した挑戦的なモデルでした。
世界耐久選手権(WEC)のレーシングマシン「TS050 HYBRID」を想起させるスタイリングと、そこで培われたハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載。
ベースは「86」ながら、次期モデルのプレビューではなく、レーシングHV技術の可能性を探る試験的な位置づけでした。
外観はマットブラックのボディにLEDヘッドランプやリヤディフューザーを組み合わせ、レーシングカーの迫力を漂わせます。
最大の特徴は、往年のスープラを彷彿とさせる脱着式ルーフ「エアロトップ」。全長4395mm×全幅1805mm×全高1280mmというロー&ワイドなプロポーションで、2シーターとして仕立てられました。

インテリアには遊び心が光り、センタークラスターにギアポジションスイッチを配置。スタートスイッチはシフトノブ内部に隠され、操作する楽しさを演出しました。
パワートレインには「THS-R」を採用。詳細なスペックは明かされませんでしたが、FR駆動方式と車体中央に置かれたバッテリーによる重量バランスの最適化が図られています。
さらに注目すべきは、ATでありながらボタン操作でMTモードに切り替えられる「Hパターンシフト」。クラッチペダルなしで6速MTの操作感を楽しめる革新的な仕組みでした。
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完成度の高さにもかかわらず市販化は実現せず、背景には86ベースの試験車であったこと、レーシングHV技術のコスト面の課題、そしてその後の「GRスープラ」「GRヤリス」「GR86」など量産GRモデルへの開発リソース集中があったと考えられます。
それでもユーザーからは「エアロトップの造形が斬新」「今見ても新鮮」といったデザイン面での評価や、「コンセプト止まりなのが惜しい」「市販されていたらGRブランドの象徴になっていたと思う」といった市販化への期待が寄せられ続けています。
とはいえ、GR HVスポーツの存在は無駄ではありません。GR86のデザインに一部要素が受け継がれた可能性が指摘されており、また「市販車にレーシング技術を展開する」というGRの理念を鮮明に示したモデルでもありました。
次期GRスープラにはハイブリッド搭載の噂もあり、THS-Rで培った知見が未来のGRスポーツに息づく日が来るかもしれません。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。
























