新車600万円! 斬新マスクの「“2階建て”スライドドアミニバン」がスゴい! 全長4.7m級「ヴォクシー」サイズに「大人4人寝られる」!? 長距離ドライブもラクラクなシトロエン「ベルランゴ キャンパー“ソレイユ”」とは
「ジャパンキャンピングカーショー2026」に、ホワイトハウスキャンパーはシトロエン「ベルランゴ」ベースのキャンピングカーを展示しました。輸入車ベースのキャンピングカーとして大きな魅力を持っています。
室内のベッド長は2.3m! ゆとりたっぷりな「フレンチ車中泊モデル」とは
で、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催され、広大なスペースには450台以上のさまざまなキャンピングカーが並べられていました。
車内の広さが求められるキャンピングカーだけに、ベース車は1BOXの商用バン、トラック、マイクロバスなどが主流ですが、中には元来乗用に設計されているミニバンを車中泊仕様に架装したモデルも見られます。
しかしその数は多くはなく、さらに輸入乗用車ベースのキャンピングカーともなれば、さらに珍しい存在となります。
そんな中、JCCS2026では、ホワイトハウスキャンパーがシトロエン「ベルランゴ ロング」をベースにしたキャンピングカー「ベルランゴ キャンパー ソレイユ」を展示しました。

名古屋市名東区に本社を置き、輸入車ディーラー・中古車販売など多岐にわたる事業を展開する「ホワイトハウス」は、1988年にキャンピングカー部門を設立し、フォルクスワーゲンのキャンピングカー「ウエストファリア」の国内販売をスタートしました。
1998年からはホンダ「ステップワゴン」(初代)にポップアップルーフを装着したオリジナルキャンピングカーの開発・発売を始めており、現在ではトヨタ「ハイエース」「ノア/ヴォクシー」、ホンダ「ステップワゴン」「フリード」「N-BOX」「N-VAN」、プジョー「リフター」、フィアット「ドブロ」「デュカト」などを用いた多種多様なキャンピングカーを販売しています。
今回のベース車となったベルランゴ ロングは、2023年より国内導入が始まった3列シートミニバン。2024年10月にはマイナーチェンジが実施され、精悍なマスクに生まれ変わるなどイメージを大きく変えています。
1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンと8速ATを組み合わせ、パワフルな走りと22.9km/L(WLTCモード燃費)の経済性を兼ね備えます。
ボディサイズは全長4770mm×全幅1850mm×全高1850mm。全長はノア/ヴォクシーに近く、国内でも扱いやすい大きさといえます。
出展されたベルランゴのキャンピングカーは、同社が得意としているポップアップルーフ装備によってルーフ部分に大人2名の就寝を可能としたのが特徴です。
車内にはフラットベッドキットを備え、こちらも大人が2名ゆったりと横になれる快適な就寝環境を整えています。
このベッドキット(スライディングベッドキット)は、2列目後部に設けたボックスから引きだして展開するボードを、畳んだベルランゴのオリジナル2列目シート上部に渡す構造。
快適な座り心地を提供する2列目シートの機能性を損なうことなく、フラットな床面を作ることができます。
ホワイトハウスキャンパーによると、ベース車の快適性や使い勝手を可能な限り尊重し、キープすることを重視したといいます。
ベッド長さは231cmもあり、これはまさにロングボディの恩恵でしょう。
なおベルランゴ ロングは7人乗りの3列シート車ですが、ベッドキットを使用する際、3列目シートは外す必要があります。
ちなみに通常のベルランゴ(2列シート車)用にも荷台に無加工でセットできるベッドキットが単品で発売されており、こちらでもベッド長さ1800mmを確保しています。
さらに展示車はタイマー付きFFヒーター、42Ahのサブバッテリー、走行充電システム、DC室内ソケット、LED室内照明などがセットで用意される「ホットパッケージ」仕様で、冬の車中泊も快適に過ごすことが可能です。
ベルランゴ キャンパー ソレイユの価格(消費税込み)は、ポップアップルーフを備えないホットパッケージ仕様で502万500円、ポップアップルーフとホットパッケージを備えた「POPホットパッケージ」仕様が599万9300円などとなっています。
ポップアップルーフやホットパッケージ、ベッドキット、外部電源コードなどフル装備状態となったJCCS2026会場の展示車は、662万3000円と提示されていました。
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もともとのベースは商用車でありながらも、広大なヨーロッパで使われるためおのずと長距離移動が得意なベルランゴと、長距離移動が多いキャンピングカーの親和性は高く、大きな魅力となっています。
さらに利便性・機能性に優れたベルランゴのキャンピングカーともなれば、ロングツーリングに用いるクルマの理想形のひとつといえるかもしれません。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。

























































