トヨタ斬新「センチュリー・ミニバン」!? 超豪華な「“4人乗り”最上級ワゴン」が凄い! 全長5.4mの「走る“おもてなし空間”」に大注目! 超巨大な「ハイエース」幻の“プラチナムラウンジ”とは!
かつてトヨタ車体が提案した超豪華ミニバン、「ハイエース・プラチナムラウンジ」とは、一体どのようなモデルだったのでしょうか。
トヨタ斬新「センチュリー・ミニバン」!? 超豪華「“4人乗り”最上級ワゴン」が凄い!
世界各国で行われるクルマの祭典「モーターショー」。
2023年からは「JAPAN MOBILITY SHOW」へと名称を変え、新たなモビリティの未来を提案する場へと進化しましたが、前身となる「東京モーターショー」の歴史を振り返ると、今見ても色褪せず、時代を先取りした先進的なコンセプトカーが数多く存在します。
そのひとつが、2015年の「第44回東京モーターショー」でトヨタ車体が参考出品した、「ハイエース・プラチナムラウンジ」です。

ハイエースといえば、ビジネスユースからアウトドアレジャーまで幅広く活躍する、日本を代表するワンボックスバンです。
そのハイエースの中でも最大級のボディサイズを誇る「スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ」をベースに、トヨタ車体が持てる技術を注ぎ込んで作り上げたのが、この超豪華なコンセプトカーでした。
ハイエース・プラチナムラウンジの開発にあたり、トヨタ車体が掲げたテーマは「艶やかな夜の世界を美しく走り抜け、都会のパーティーへの移動が似合う、最大級の空間を贅沢に味わうナイト エクスクルーシブ ワゴン」。
その言葉通りエクステリアは、商用車然としたハイエースの面影を一切感じさせない仕上がりとなっています。
ボディサイズは全長5410mm×全幅1920mm×全高2285mmと、トヨタの高級ミニバン「アルファード」をも凌ぐ巨体は、漆黒のボディカラーと下部のシルバー塗り分けも相まって、まるでトヨタの最高級車「センチュリー」のような重厚感を漂わせています。
そしてフロントには大型メッシュグリルと横長のLEDヘッドライトを備え、リアには横一文字のテールランプを採用。
さらに、ボディパネルの継ぎ目やルーフの雨どいまでもがスムージング処理されており、滑らかで美しいボディラインを実現しています。
一方でインテリアは、外観の威圧感とは対照的に白を基調とした洗練された空間が広がり、広大なキャビンには、贅沢にも対面式の大型4座シートのみを配置。
運転席との間にはパーティションが設けられ、そこには大型モニターが埋め込まれています。
これはまさに、レクサス「LM」や海外の超高級VIP送迎車を先取りしたようなレイアウトでした。
さらにハイエース・プラチナムラウンジは装備面も、コンセプトカーならではの遊び心が満載です。
調光式の大型天井照明や可動式テーブルに加え、ワインセラーやコーヒーメーカーまで完備。
スライドドアの開閉やオーディオ、モニターの操作は、備え付けのタブレット端末で集中コントロールが可能となっており、現代のコネクテッド技術に通じる先進性も備えていました。
足回りには、専用チューニングのサスペンションと、静粛性に優れた横浜ゴムのプレミアムコンフォートタイヤ「ADVAN dB」を装着し、乗り心地にも配慮されていました。
※ ※ ※
登場から約11年が経過した現在も、このハイエース・プラチナムラウンジがそのまま市販化されることはありませんでした。
しかし、ショーファードリブンカーの主役がセダンからミニバンへと移行しつつある現代において、そのコンセプトは決して色褪せておらず、次世代の高級車の姿を示し続けています。
Writer: くるまのニュース編集部
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