ホンダ斬新「“大きな”スーパーカブ」が凄い! 大排気量“250cc”水冷エンジン搭載で「高速道路」も走れる! 超ビッグボディに“巨大ホイール”採用した「最強のスーパーカブ」こと“ボスカブ”とは!
“世界で最も売れているバイク”として知られるホンダの「カブ」シリーズ。過去には、大排気量化したモデルが提案されていました。
ホンダ斬新「“大きな”スーパーカブ」が凄い! “250cc”水冷エンジン搭載!
ホンダは2026年1月30日、原付二種の「スーパーカブ C125」や「CT125・ハンターカブ」のカラーバリエーションを変更した新モデルを発表。
“世界で最も売れているバイク”として知られる伝統の「カブ」シリーズは、今なお進化を続けています。
そしてその長い歴史の中には、現在のラインナップからは想像もつかないような“異端”とも言えるモデルが存在しました。

その名は「BOSS CUB(ボスカブ)」。
1999年の「第33回 東京モーターショー」で世界初公開された、250ccエンジンを積む巨大なスーパーカブです。
当時、ホンダは「Be Smart, Have Fun!」をテーマに掲げ、環境性能と安全性を両立した未来のバイクを多数出展していました。
その中で「大人のためのウィークエンドバイク」として提案されたのがボスカブでした。
最大の特徴は、カブの常識を覆すボディサイズとパワーユニットです。
ボディサイズは全長1820mm×全幅770mm×全高1040mm。
これは当時の「スーパーカブ50」と比較すると、全長は長く、幅は100mm以上もワイドに設定されており、その堂々たる体躯はまさに「ボス」の名にふさわしいものでした。
そして搭載されるエンジンは、なんと248ccの水冷4ストロークOHC単気筒。
通常のカブ(50cc~125cc)を遥かに凌駕するパワーを持ち、これにオートマチックのトルコン式ミッションを組み合わせることで、250ccクラスならではの余裕ある加速と、スクーターのようなイージーな操作性を両立していたのです。
もちろん、「軽二輪」クラスとなるため、高速道路の走行も可能です。
足回りもエンジンのパワーに見合った豪華な装備が奢られており、フロントにはディスクブレーキを採用。
5スポークの大径アルミホイールにバイアスタイヤを装着し、高い制動力と走行安定性を確保することで、スポーティな走りも楽しめるよう設計されていました。
エクステリアデザインは、スーパーカブのアイデンティティであるレッグシールドを備えつつ、よりモダンで洗練されたスタイルに。
このレッグシールドは取り外しが可能で、シーンに合わせてスタイルを変えることができました。
また、シートにはブラジル向けの派生車「C100 Biz」で採用されていた厚みのある前後一体型シートを装備し、長距離ツーリングでも疲れにくい快適性を提供しています。
このようなボスカブは、ショーモデルとして展示された際、鮮やかなパープルカラーに彩られ、実用車としてのカブとは一線を画すプレミアムな雰囲気を漂わせていました。
発表当時、その完成度の高さから市販化を望む声が数多く上がりましたが、残念ながらボスカブがカタログモデルとしてラインナップされることはありませんでした。
初登場から約26年が経過した現在でも、「もし発売されていたら絶対に買っていた」「今こそこのコンセプトが必要だ」と語り継がれるボスカブ。
ホンダの遊び心と技術力が生んだ、記憶に残る「最強のスーパーカブ」と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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