軽自動車より“安い”!? 100万円以下の“ちいさな高級外車”「ミニ」どんなモデル? “初代オマージュ”の旧車デザイン&2リッター「ターボ」搭載! 「観音開きドア」もイイ「クラブマン」とは
唯一無二の個性と走りの楽しさで人気の「ミニ」。中でもステーションワゴンとしての実用性を兼ね備えた「クラブマン」は、ファミリー層からも支持されるモデルです。今回は、生産終了後も根強い人気を誇る2代目クラブマンを「予算100万円」で狙うなら、どんな中古車が射程圏内に入るのかを紹介します。
観音開きドアが特徴! 実用的な「ミニ」が100万円で狙える?
1959年に登場した初代モデルを源流に持つ「ミニ」シリーズは、唯一無二の存在感を放つ内外装と豊富なバリエーションを武器に各世代とも人気の車種となっています。
その中でも実用性も兼ね備えた「ミニ クラブマン」は特に人気となっています。
今回はそんなミニ クラブマンの中でも2015年から2024年まで販売されていた2代目モデルの中古車で、100万円の予算で狙うとしたらどんな個体が射程圏内に入るのかチェックしてみましょう。
ミニ クラブマンとは2007年に2代目ミニに設定されたモデルであり、いわゆるステーションワゴンに属するもの。あまりイメージがないかもしれませんが、実はオリジナルの初代モデルにも「カントリーマン」「トラベラー」と呼ばれるステーションワゴンモデルが存在しており、久々の追加という形になったのでした。

リアドアは一般的なステーションワゴンの跳ね上げタイプ(ハッチバック)とは異なり、左右独立の観音開きタイプとなっていますが、これは初代も同形状となっており、ヘリテイジを重視している部分と言えるでしょう。
また初代クラブマンは右ドア後方にクラブドアと名付けられた観音開きとなる小さなリアドアを備える形状となっていましたが、2代目モデルでは一般的なリアドアを備える4ドア+リアドアとなり、使い勝手が向上しているのがポイントです。
そんな2代目クラブマンのパワートレインは、1.5リッターの3気筒ターボと2リッターの4気筒ターボが存在し、1.5リッターはガソリン仕様のみ、2リッターはガソリン仕様とディーゼル仕様が用意され、グレードによってチューニングも異なっています。
グレードは、特別仕様車などを除くとエントリーグレードの「ワン クラブマン」に始まり、「クラブマン バッキンガム」、「クーパー クラブマン」、「クーパーD クラブマン」、「クーパーS クラブマン」、「クーパーSD クラブマン」、「クーパーS クラブマン ALL4」、「ジョンクーパーワークス クラブマン」となっており(時期によってラインナップの有無があり)、“D”が付くモデルがディーゼルエンジン仕様、“ALL4”と”ジョンクーパーワークス“はフルタイム4WDとなっています。
では100万円の予算で狙える2代目ミニクラブマンはどんなものがあるのでしょうか。2代目ミニクラブマンは前述したように2015年から2024年まで、およそ9年に渡って販売されており、価格もピンキリとなっていますが、総額100万円で狙えるものは、2019年10月に実施されたマイナーチェンジ以前の個体、いわゆる前期型となります。
またホットモデルのジョンクーパーワークスは高値安定となっていてまだまだこの予算では狙うことが難しく、フルタイム4WDのALL4もわずかに予算内の車両が見つかるものの、まだハードルが高い状況と言えるでしょう。
裏を返せばそれ以外の前期型のモデルはおおよそ射程圏内に入るとも言えるのですが、注意したいのがディーゼルエンジンを搭載したモデルで、前期型のディーゼルエンジン仕様車はEGRバルブのリコールが出ているのです。
市場に流通している多くの個体はリコール作業は完了していると思われますが、それ以外にも前期型のディーゼルモデルは油脂類の漏れなどトラブルの事例がそれなりに見られますので、ディーゼルにこだわるのであれば注意が必要と言えるでしょう。
走行距離については、この価格帯では5万km未満から10万kmオーバーまで幅広くなっていますが、この辺りの年式の輸入車については走行距離よりも現在に至るまで、どのくらい適切なメンテナンスがなされてきたかで状態が大きく変わってくるため、走行距離だけを意識せずに全体の状態を見極めることも大切です。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
























































