ダイハツ「“新”スライドドアワゴン」がスゴい! 斬新“2段ボディカラー”×本物デニムの内装採用! もっちり顔がユニークな「ムーヴ♯オーオーティーディー」市販化に期待!
「東京オートサロン2026」でダイハツは「ムーヴ#ootd」というカスタムカーを出展しました。一体どのようなモデルなのか、デザイナーに話を聞きました。
ダイハツ「ムーヴ」のカスタムカーとは!
ダイハツは「東京オートサロン2026」(2026年1月9日~11日開催)に、「ムーヴ#ootd(オーオーティーディー)」を出展しました。
2025年6月にフルモデルチェンジし、新たにスライドドアを搭載した軽ワゴン「ムーヴ」をベースとしたカスタムカーです。
同車をデザインしたダイハツデザイン部第2デザインクリエイト室の前西恭介氏に特徴を語ってもらいました。

Q:ootdとはどういう意味でしょう。
前西氏:このクルマはootd by Moveという名前です。ootdというワードはあまり聞き慣れないものかもしれませんが、SNSとかで使われる「Outfit of the Day」の略で、“今日の着こなし”という意味があります。
ターゲットユーザーは免許取り立ての若いルーキードライバーで、性別は問いません。そういう人たちの最初の相棒になるような、自分の身につけるものの一部のような感じで、片肘を張らずに付き合えるような相棒というイメージで提案しています。
もともとのムーヴのデザインはボディの上部と下部の2段構成になっていますので、それを生かしてスニーカーっぽさを表現しました。
印象としてはキャンバス地のとろこと、ソールのゴムのところという2段構成です。履物、本当に足という感じのイメージでデザインしました。
そして、フロントフェイスがユニークポイントで、もっちりした断面にすることで、ある程度衝撃吸収してくれそうな、優しく懐が広い感じみたいなことをイメージしています。
Q:優しい感じではありながら、ハンサム顔ですね。
前西氏:ベースのムーヴがすごくハンサムなので、それをいかに緩くできるかに最後まで苦労しました。性別を問わず愛されるデザインを目指し、可愛らしさとカッコ良さの絶妙なバランスを追求しました。
Q:カラーも特徴的ですね。
前西氏:青空を思わせるようなブルーがベースなのですが、あまり彩度の高い青にしてしまうとオモチャのようになってしまうので、ある程度落ち着きを持たせてこの色をチョイスしています。
Q:色々なところにクマのイラストがあるのはなぜですか。
前西氏:赤ちゃんが最初に触れ合うクマのぬいぐるみのように、このクルマとともに時を重ね、一緒に成長してほしい。そんな願いを込めて、今回は専任のデザイナーに手書きで描き下ろしてもらった特別なクマのキャラクターをデザインに採用しました。
Q:インテリアはいかがですか。
前西氏:内装は本物のデニム生地を貼っています。CMFデザイナーの秦(同ショーに出展している「大発命」の金華山インテリアも担当)が良い生地屋さんに見つけてきてくれました。シートカバーやアームレスト、ステアリングなど手が触れるところは一通りデニムにしています。
Q:なぜデニムなのでしょうか。
前西氏:デニムがファッションの一部として身近なように、クルマもまた、単なる『移動の道具』を超えた存在でありたいと考えています。生活に馴染むものに触れながら運転することで、リラックスして、肩の力を抜いて向き合えるのではないかという考えです。
Q:市販化の可能性はいかがですか。
前西氏:今回は純正用品を活用し、あえて少ない変更範囲でどこまでイメージチェンジができるかに挑戦しています。例えば、ドアミラーのガーニッシュやリアゲート周りのパーツも、基本的には純正部品の色を塗り替えて装着したものです。
それは皆様のお声次第では、市販化の可能性があるかもしれません。
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ホワイトリボンタイヤを装着するなどもあり、全体として柔らかい、優しい雰囲気に包まれているダイハツムーヴ#ootd。初めて所有するクルマがこれだったらと想像すると、クルマににあった優しい運転を心がけるドライバーが増えるのではないかと感じました。





















































