“新たな”「ホンダ“NSX”」公開! 初代の「旧車デザイン」&“赤い”「ホンダエンブレム」採用! 3.5リッター「V6」採用の「NSX トリビュート by イタルデザイン」とは

東京オートサロン2026において、イタルデザインは「NSX トリビュート by イタルデザイン」を世界初公開しました。名車として知られるホンダ「NSX(初代)」をモチーフにしたというこのコンプリートカーは、いったいどのようなモデルなのでしょうか。

初代への敬意を込めたNSX

 イタリアの名門カロッツェリアであるイタルデザインは、2026年1月9日から1月11日にかけて幕張メッセで開催された「東京オートサロン2026」において、「NSX トリビュート by イタルデザイン」を世界初公開しました。

 NSX トリビュート by イタルデザインは、2022年に生産終了したホンダ「NSX(2代目)」をベースに、イタルデザインが独自にデザインとカスタマイズを施したコンプリートカーです。

 モチーフとなったのは、1990年に誕生したNSX(初代)です。

 NSXには、量産車として世界初となるオールアルミ・モノコックボディをはじめとする画期的な技術が数多く盛り込まれた、当時としては世界トップクラスの性能を誇るスーパースポーツカーです。

 その後のスーパースポーツカー市場に与えた影響は大きく、いまなお世界中に根強いファンをもつ伝説的なモデルです。

 一方、2016年に登場した2代目は3.5リッターのV型6気筒エンジンをミッドシップに搭載し、それを3基のモーターがアシストするハイブリッドスーパースポーツカーの先駆け的存在です。

 最終型となる「タイプS」ではシステム最高出力610ps/システム最大トルク667Nmを発揮するなど、現代的なパフォーマンスをもった1台へと進化しています。

 NSX トリビュート by イタルデザインでは、ボディパネルをカーボンファイバー製のものへと刷新することで、ベースモデルとなる2代目NSXに対して、初代NSXの面影を与えています。

 たとえば、フロントマスクのデザインにおいては、ホンダのエンブレムである「H」の文字を想起させる曲線的な造形が採用されています。

赤バッジもイイ!
赤バッジもイイ!

 また、ノーズ中央には、本来レーシングモデルや「タイプR」などの特別なモデルにしか許されない「赤バッジ」が装着されており、ホンダ公認のプロジェクトであることが示されています。

 さらに、ルーフ上にはエアインテークが設けられているほか、テールランプと一体化するように設計されたリアスポイラーなど、初代NSXの特徴的なデザインが随所に取り入れられています。

 NSX トリビュート by イタルデザインの開発の背景について、イタルデザインの担当者は次のように話します。

「イタルデザインでは、NSXを『日本を代表するスポーツカーのひとつ』と考えています。

 そのため、ある種の尊敬の念を抱きながら、初代NSXをオマージュするかたちで本プロジェクトが始動しました。

 全体を通して、NSX トリビュート by イタルデザインは初代NSXのデザインを踏襲しています。

 ただ、それらはいずれも単なる模倣ではなく、イタルデザインによる解釈がくわえられています。

 たとえば、初代NSXの特徴であるボディ一体型のリアスポイラーですが、NSX トリビュート by イタルデザインでは内部にLEDを埋め込むことでより現代的な印象を与えています。

 NSX トリビュート by イタルデザインは一般的な量産車とは異なり、お客様一人ひとりの要望に答える特別なプログラムも用意しています。

 テーラーメイドのスーツのように、お客様の好みに合わせたカスタマイズを楽しんでいただければと思います」

※ ※ ※

 前出のイタルデザインの担当者によれば、NSX トリビュート by イタルデザインは10〜15台の生産を見込んでいるといいます。

 価格は100万ユーロ(約1億8000万円)とされており、購入には専用のWebサイトから問い合わせる必要があるようです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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