トヨタが「“新”ハイエース」初公開! デビュー22年目でも商用車の帝王は「まだ進化するの」!? 驚きの“大幅改良版”はロングセラー200系の「最終形態」か

トヨタは2026年1月13日、人気商用バン「ハイエース」の一部改良モデルを2月2日に発売すると発表しました。今回の改良では、先進運転支援システムなどが大幅に強化された点が注目されます。

ついに「ACC」が付いた! 新型「ハイエース」を詳しく解説

 2026年1月13日、トヨタは人気商用バン「ハイエース」の一部改良モデルを発表しました。

 2月2日に発売されるという改良モデル(通称“9型”)の中身について、詳しく見ていきましょう。

 ハイエースは1967年の初代登場以来、世界中で愛用されてきた商用バンの定番モデルです。

 日本をはじめ、アジア、中近東、オセアニア、アフリカ、中南米など幅広い地域で活躍し続けています。

新たに発表された「9型」ハイエースはどう進化したのか
新たに発表された「9型」ハイエースはどう進化したのか

 現在、国内で販売されている通称“200系”は、2004年にデビューした5代目モデルで、ワンボックス型の効率的なボディにより、広々とした荷室空間を実現しています。

 ボディタイプも、ロング、スーパーロングなど複数のバリエーションを用意して多様なニーズに対応し、デビューから20年以上が経過していますが、継続的な改良により現在も高い人気を維持するロングセラーとして君臨し続けています。

 今回実施された9型の主な改良点をみていきましょう。

 大きな変更は、先進運転支援機能パッケージ「トヨタセーフティセンス」の進化が挙げられます。

 まずプリクラッシュセーフティの検知範囲を拡大し、従来の車両、歩行者、自転車運転者に加え、自動二輪車(昼間)の検知にも対応しました。特に事故の多い交差点での安全性が向上しています。

 また、ロードサインアシストが追加されました。

 道路標識を自動認識し、速度制限、一時停止、転回禁止、信号機などの情報をメーター内のディスプレイに表示し、赤信号の見落としがあった場合は、ディスプレイの点滅とブザーで注意を促します。

 そして待望の「レーダークルーズコントロール」が追加されました。

 全車速追従機能とカーブ速度抑制機能を備えた「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」で、車速に応じた適切な車間距離を保ちながら、先行車に追従します。

 先行車が停止すれば自車も停止し、先行車の発進後はドライバー操作で追従走行を再開できる機構です。なお、停止保持機能は付いていません。

 そしてパノラミックビューモニターが標準装備され、助手席側フロントアンダーミラーが廃止されました。

 また、全車にBi-Beam LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)を標準装備し、夜の視認性も高くなっています。

 インテリアでは、インパネ周りを一新しました。

 カラーデジタルメーターを新採用し、必要な情報も一目でわかります。

 また、8インチディスプレイオーディオを採用し、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応するスマホとの各種連携によって、より便利に使うことができます。加えてコネクテッド機能を追加されました。

 このほか使い勝手の面では、バックドアを好きな角度で止められるフリーストップバックドアを装備しています。狭い場所での荷物の積み下ろしも楽になります。

 そして、個人ユーザー人気も高い上級グレード「スーパーGL」には、フロントシートヒーターを設定しました。冬場の運転も快適になるでしょう。

 さらにボディやサスペンション構造が見直され、高速安定と日常域での乗り心地が改善されているといいます。

 従来までの硬くて揺れやすいハイエースからは、走りの面でも大きく進化しているようです。

 ボディカラーには「プラチナホワイトパールマイカ」を追加し、白の高級感が大幅アップしたのは、個人の日常レジャーでハイエースを使うユーザーにも嬉しい変更です。

 新たな改良版ハイエースの価格(消費税込み)は、バンが286万円から、ワゴンが335万600円から、コミューターが376万2000円からとなっています。

※ ※ ※

 海外市場では既に300系(セミボンネット型)へ移行していますが、国内では今回の改良によって、まだしばらくは使い勝手の良い200系が販売を続けられることになりました。

 ただ2025年10月には、「ジャパンモビリティショー2025」会場で、ついに次期型を示唆する「ハイエース コンセプト」が初披露されています。

 20年以上愛され続ける200系ハイエースに最新の安全技術と快適装備を搭載した進化版は、いわば「現行型ハイエースの最終形」ともいえるかもしれません。

 次世代ハイエース(400系!?)のフルモデルチェンジのゆくえも含め、今後もハイエースの動向から目が離せません。

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Writer: 赤羽馬

金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。

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