日産「新フェアレディZ NISMO」“実車”初公開! 待望の6速MT搭載×軽量化&専用チューンで走りがスゴい! 歴代「Z」バッジ採用のフロントがイイ「最新モデル」何が変わった?

日産「フェアレディZ NISMO」に待望の6速MT車が追加されます。東京オートサロン2026では実車が公開されましたが、どのようなモデルへと進化するのでしょうか。

日産「新フェアレディZ NISMO」“実車”初公開!

 日産「フェアレディZ」の中でも日産モータースポーツ&カスタマイズが手がける「フェアレディZ NISMO」は、専用の内外装やパワートレインをはじめ、シャシなども最もレーシーな仕様になっています。

 2026年1月9日から11日に開催された「東京オートサロン2026」では、このNISMOのMT(マニュアル・トランスミッション)仕様が初公開され、大きな注目を集めました。

 これは、現行の「RZ34」型として初のマイナーチェンジ(2027年モデル)に伴うもので、発売は2026年夏頃を予定しています。

 一体どのようなモデルなのでしょうか。

Zバッジが似合う「新フェアレディZ NISMO MT車」
Zバッジが似合う「新フェアレディZ NISMO MT車」

 東京オートサロン2026で披露されたフェアレディZ NISMOは、NISMO初となる6速MTの設定が最大のトピックス。いままでNISMO仕様には意外にもMT仕様は用意されておらず、9速ATのみでした。

 NISMO仕様は、最高出力309kW(420PS)、最大トルク520Nmというスペックで、基準車よりも11kW(15PS)/45Nm引き上げられているため、NISMO専用チューンとなる6速MTも高出力、大トルク化に対応しているそうです。

 足まわりでは、フロントのブレーキローターが1ピースから2ピースのドリルドローターになったのが大きなポイント。これにより、耐フェード性が向上するとともに、片側約4.5kg(前輪両側で約9.0kg)ものばね下重量の軽減が盛り込まれています。

 ばね下重量の軽減は、ばね上重量の軽減に対して10倍もの効果があるといわれており、これにより前輪の負担が減り、フロントサスペンションをソフト(柔らかい)方向にセッティング。

 合わせてリアサスペンションもセッティングも見直したことで、ばね下の動きが良くなり、接地感も向上して操縦安定性が高まったのはもちろん、乗り心地の改善も実現したとのことです。

 タイヤの応答が良くなったことに合わせてステアリング(電動パワーステアリング)のチューニングも実施し、よりアジリティ(俊敏性)を重視したことで、ノーズのコーナーへの入りと安定性、乗り心地も明らかに変わったことが分かるレベルになっているそうです。

 外観では、フロントのオーナメントがNISSANエンブレムから「Z」バッジに変わり、歴代Zのスタイルを踏襲。ブレーキキャリパーの色が、濃いめの赤から明るめの赤に変わっています。

 なお、NISMO仕様の内装に大きな変更はないものの、新たに設定された6速MT車には専用のシフトノブを採用。手のひらに馴染む形状や操作時のメカニカルなタッチを追求することで、スポーツ走行におけるドライバーとマシンの対話性を一段と向上させています。

※ ※ ※

 専用のチューニングを施した6速MTの採用やばね下重量の軽減により、フェアレディZ NISMOの走りはさらなる高みへと磨き上げられました。

 乗り心地の改善によって公道での快適性が増しただけでなく、サーキットでのスポーツ走行性能も一段と向上しており、現行Zの人気をさらに加速させるモデルとなるでしょう。

【画像】超カッコいい! これがMT仕様の「新フェアレディZ NISMO」です!(30枚以上)

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Writer: 塚田 勝弘

中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。

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