新「“小さな”高級SUV」初公開! 全長4.4m級の「ちょうどいいサイズ」&斬新“オシャレ”グリル採用! 燃費が良い1.2リッター「ターボ」搭載! 2026年発売予定の「DS No4」TASに登場
2026年1月9日から11日まで幕張メッセで開催された「東京オートサロン2026」にて、ステランティスジャパンがDSオートモビルの新モデル「DS No4」を日本初公開しました。車名が一新されたCセグメントのクロスオーバーSUVはどのようなクルマなのでしょうか。
車名一新! 「世界で最も美しいクルマ」がアバンギャルドに進化
東京オートサロン(TAS)へは初出展となったステランティスジャパン。TAS2026のブースでは、フレンチブランド部門の3ブランド(プジョー/シトロエン/DSオートモビル)から、2026年に日本導入予定の最新モデルがいち早くお披露目されました。
このうちDSオートモビルからは、ミドルサイズのクロスオーバーSUV新型「DS No4(ナンバーフォー)」が発表されました。
聞きなれない名称ですが、DSオートモービルは2025年に本国で登場したフラッグシップモデル「DS No8」を皮切りに、車名を「DS No+数字」という表記へ変更するネーミング戦略をとっています。
このDS No4は、日本市場における新名称の第1号車となります。

車名こそ変わっていますが、その実態は現行「DS 4」の大幅改良(ビッグマイナーチェンジ)モデルです。
ボディサイズは全長4415mm×全幅1830mm×全高1495mmで、乗車定員は5名。基本的なフォルムやサイズ感は現行モデルを踏襲しており、TASの会場でステランティスの広報担当者が「DS 4のビッグマイナーチェンジとお考えいただいて問題ありません」と語る通り、シャシ関連やインテリアのデザインは現行DS 4から大きく変わっていないようです。
しかし、エクステリア、特にフロントフェイスの変化は劇的です。正直、DS 4と同じベースには見えないほどアバンギャルドな変貌を遂げました。
フロントバンパーの両端に縦方向へ配されたシグネチャーライトは、グリル中央へと向かう「横一文字の破線」へとデザインを変更。この光のラインはグリルセンターのエンブレムへと続き、さらに中央のDSエンブレム自体もライティングされる仕様となりました。DSブランドが持つ前衛的な雰囲気が一層強調されています。
リア周りでは、コンビネーションランプに大きな変更はないものの、センター部に新しいフォント形式で「DS AUTOMOBILES No4」というエンブレムが新たに配されました。
見た目の変化に加え、パワートレインも刷新されています。
現行DS 4に設定されていたクリーンディーゼルはラインナップされず、代わりに最新の電動化パワートレインが導入されます。
搭載されるのは、新開発の1.2リッター「PureTech」直列3気筒ガソリンターボエンジン(最高出力136馬力・最大トルク230Nm)に、トランスミッション内蔵型の電気モーター(最高出力20馬力・最大トルク51Nm)と48Vバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)です。
トランスミッションには新開発の6速デュアルクラッチ「eDCS6」が組み合わされ、前輪を駆動。システムトータル出力は145馬力を発揮します。
プラグインハイブリッド(PHEV)やBEV(電気自動車)の導入は現時点では未定で、当面はこの1.2リッターMHEVの一本化となる模様です。
この新システムは燃費性能に定評があり、WLTCモード燃費は20.1km/Lを実現しています。特に高速道路などではディーゼル車に迫る好燃費も期待できるため、経済性への懸念は少なそうです。
なお、今回TASに登場した3車種(プジョー5008、シトロエンC5エアクロス、DS No4)の中では、このDS No4の発売が最も遅くなる見込みとのこと。
それまでは現行のDS 4が併売されることになります。現行DS 4は、2022年にパリの国際自動車フェスティバルで「世界でもっとも美しいクルマ」に選出された実績を持ち、CセグメントNo.1とも称される乗り心地の良さから「小さな高級車」として評価が高いモデルです。
中古車市場(2026年1月時点)でも平均価格が360万円オーバーと高値をキープしていますが、新型No4の登場により相場が変動する可能性もあります。
新しいアバンギャルドな顔つきか、評価の定まった現行のデザインか。購入を検討しているユーザーにとっては、悩みどころかつ選びがいのあるタイミングと言えそうです。































