5年ぶり「パジェロ」復活!? 三菱「新型“本格クロカン4WD”」まもなく発表へ! 三菱自社長が「26年に投入」と明言

三菱の加藤社長は2026年1月9日、2026年中に「新型クロスカントリーSUV」を投入すると明らかにしました。具体的な車名こそ明かさなかったものの、2019年に国内販売を終えた「パジェロ」の復活であることは間違いないと見られます。

2026年元旦には「シルエット」を先行公開済み!?

 三菱自動車工業(三菱)の加藤 隆雄 取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者は2026年1月9日、同日から3日間開催された「東京オートサロン(TAS)2026」の会場において、2026年中に「新型クロスカントリーSUV」を投入すると明らかにしました。

 TAS2026三菱ブースの出展概要を説明したあと、加藤社長は「最後にこれからの三菱についてお話をさせてください」と前置きしたうえで、次のように話しています。

「私たちは、お客様にワクワクしていただける三菱らしい尖ったクルマを、グローバルに毎年連続して投入してまいります。

 今年2026年には、本格的なオフロード性能を持つ新型クロスカントリーSUVを投入する計画です。

 これからの三菱に是非ご期待ください」

2026年元旦に公開された「新型クロスカントリーSUV」とみられる謎のモデル
2026年元旦に公開された「新型クロスカントリーSUV」とみられる謎のモデル

 三菱の大型SUVとして現在販売されているのは、「アウトランダーPHEV(プラグインハイブリッド)」が挙げられます。

 3列シートの電動SUVで、同車のフラッグシップモデルとなります。

 しかし“本格的なオフロード性能を持つ”クロスカントリーSUVとなると、現在の国内ラインナップでは空席となります。

 一方で、そうした条件を聞いて真っ先に思い浮かぶのは、往年の名車「パジェロ」の名前でしょう。

 1982年にデビューしたパジェロは、それまで軍用ジープの延長線上にあった本格四輪駆動車を、レジャーユースの個人向けモデルとして広めた立役者です。

 高い走破性と、乗用車並みの扱いやすさ・デザイン性を両立させたオフロード車として、好景気やスキーブームなどを背景に人気を獲得していきます。

 1983年からは、世界一過酷な競技ともいわれる砂漠のラリーである「パリ・ダカールラリー」(当時)に参戦。1985年には日本車として初となる総合優勝を飾るなど、モータースポーツでも大いに活躍し、さらにその名を広めていきました。

 そんな三菱の一時代を築いた有名ブランドのパジェロでしたが、2019年に惜しまれつつ国内の販売を終え、その後2021年にはグローバルでの販売も終えています。

 しかし2025年の秋頃、突如として新聞・テレビなど複数のメディアなどで「パジェロ復活」との報道がなされていました。

 また、同年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」では、プレゼンテーションの最後に大型SUVの後姿が大写しされたほか、2026年の元旦に公開した三菱の公式動画やTVCMなどには、大型SUVの正面からの姿が映るなど、三菱自身も「何かを匂わせる」チラ見せを繰り返していたところです。

 これらの映像では共通して、スクエアで重厚感のあるフォルムや、高い車高と切り立ったバックドアなどを特徴とする大型SUVのシルエットが紹介されており、流麗なフォルムのアウトランダーなどの既存車種とは異なる、新たなフラッグシップモデルらしい堂々たる佇まいが伝わるものでした。

 今回の加藤社長の発表について、三菱の広報部では「現段階では“新型クロスカントリーSUV”としかお伝え出来ません」とし、具体的な車名は明言しませんでした。

 しかしこれまでの報道や画像などから、2026年に発表予定のモデルが“次期型パジェロ”であることは、ほぼ間違いないところでしょう。

 今後の正式発表が待たれるところです。

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