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初代の「マツダコスモスポーツ」と言えば、「帰ってきたウルトラマン」で、地球防衛隊の「MAT」の車「マットビハイクル」として使われていました。今回のマツダコスモスポーツ21については、昔の車をオマージュしているようで、気にはなります。時代に合わせて、MX-30のハイブリットモデルのように、ロータリーエンジンをハイブリットとした車として出してほしい気持ちがあります。
広島でマツダ車のディーラーをしてたときE&Tの方(おそらく開発に関与されたかそれに近いポジションにいた方)から、この車が見た目だけのショーカーではないことを教えて頂きました。
ロードスターのロータリー換装自体は珍しくない事例ですが、彼らは安易なスワップに満足しなかったようです。
曰く「スワップだけなら簡単だけど、低重心化のためエキセントリックシャフトの位置を下げるためにはステアリング関連がどうしても干渉してしまう」とのことで、フロントバルクヘッドから前は完全にワンオフだったそうです。
ショーで展示するだけなのによーやるわとは思いましたがそんな情熱が居間も昔も大好きです。
ただ、この車のこのエピソードはおそらく埋もれてしまうので、少しでも彼らの情熱に光が当たればと思いここに記しておきます。
何しろ20年近く昔の事なので仔細が違ってたらご容赦下さい。