自分で「タイヤ交換」ホイールナットの締めすぎNG! タイヤが外れる原因に!? 正しい締め付け方とは?

本格的な冬が到来する前に、スタッドレスタイヤに交換する必要があります。自分で作業するときに、ホイールナットを力任せに締め付けている人がいるかもしれませんが、実はそれはNG行為です。

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2件のコメント

  1. 何でもかんでも「目一杯」にしないと気が済まない人種ってのが存在する。
    ネジ・ボルトは目一杯が彼らの規定トルク、バッテリー液も溢れるくらい入れないと気が済まない。
    それにより弊害が発生しても、自分は悪くない、壊れる機械が悪いと言う。
    手に負えない。

  2. 工学系の人なら基礎知識として解って居る事が、一般には誤・理解されて居たり無・理解であったりする事が結構ある。当該ネジ締めなんかがいい例だが、ボルト類は消耗品で有り、緩むものだ。大体そう言うと「何言ってんだお前、ハブボルトは延々使い続けられる部品だし、ネジはきっちり締めるモンだろ。ちゃんと締まって居れば緩まないんだ。」と反論される。確かに”丁寧に”扱えば一生モノだし(限度は有るよね)、いきなりネジが全部すっ飛ぶなんてことはそうは無い(無い事も無いが…)。だが、タイヤ(ホイール)を外せばすぐに分解できる様に成って居たり、容易に部品交換出来る様になっていたりするのは何故なんでしょうね?それにナジミと言うヤツは組物にはよくある現象だ。だからゆるみ点検は重要だし、定期的な増し締めが必須なのだ。(ちゃんと組付してキッチリネジを締めたはずなのに、増締め出来るのは何故なんでしょうね?!)そもそも、ボルトはその材質の弾性域内で使うことが前提だから(全てがそうではない)、締め過ぎると必要以上に伸びちゃうし、伸びたらそのボルトはもう再使用できないと言う事の理解が必要だ(適正トルクが弾性域範囲と言う事を知っておくべきだ(全てがそうではない))。プロでさえカンで適正トルクで締めるのは難しいのに、素人(と言うと怒られるので”経験者”と小生は呼んで居る)がうまい事出来るはずがない。ちゃんと締まったかどうかは、外観からは判断が難しいので、だからこそトルクレンチでチマチマやるしか無いのだ。カンジニアは当たり前のように端からガチガチに締め、事前の緩み防止に注力する。トルク締めも重要だが、均一に締まって居るかにも注意すべきだ。一端だけをトルク締めしてしまうと、反対側を締めた際には最初の締め部位が、結果的に締め過ぎに成ってしまうことが良くある。だから、対角に徐々に締めろと指示されるのだが、彼らはぐるりと順次締めてしまう。さらにそこにダメ押しの増し締め。締め過ぎにもなる訳だ。その部位のボルトが締め過ぎで弾性域を超えてしまえば、その先は恐怖のゾーンに突入する。そこにお約束の現象であるナジミが加わればもうナットが緩むか、あるいはガタガタに成ってボルトが破断するしかないではないか。幸運にもナットの緩みが発見されれば良し。なぜ緩んだか理解して居ないままさらに適正トルク外で増し締めしてしまえば….?!今一度、自身の作業を振り返り、タイヤ組付けについて再考頂ければと思う。(まぁ、自分は正しいんだと理解して、作業を振り返らない人がヤラカシてしまうんだと思うので、何言っても自己理論でやっちゃう人がそもそも問題なのだが…)

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