90年前のクルマだけど新車! ベントレー「ブロワー」が完成 2020.12.19 VAGUE編集部 コメント投稿 LINE (Twitter) Facebook Hatena お気に入り tags: ベントレー, 旧車 ベントレーのコンティニエーション・シリーズ第1弾となる「ブロワー」の復刻生産試作車である「カーゼロ」が完成した。90年も昔のクルマをどのようにして新たに創り出したのか、その一部始終を紹介する。 90年ぶりに生産される「ブロワー・コンティニュエーション・シリーズ」のプロトタイプ「カーゼロ」 90年ぶりに生産される「ブロワー・コンティニュエーション・シリーズ」のプロトタイプ「カーゼロ」 ビンテージ・カー・ラジエター・カンパニーが、鏡面仕上げが施されたニッケルシルバー地金製ラジエターシェルや、スチールと銅板を打ち出し成形したフューエルタンクなどを担当 計器類もすべてオリジナルを忠実に再現している ブリッジ・オブ・ウィアー社製のオックスブラッドと呼ばれる赤いレザーが奢られている 計器類もすべてオリジナルを忠実に再現している 取扱説明書がないと、操作も難しいであろうブロアー 計器類もすべてオリジナルを忠実に再現している アムハースト・ヴィリヤースの設計によるルーツ式スーパーチャージャーを装備 グロスブラックのエクステリア カーゼロのエンジンは、W.O.ベントレー自らが設計した4.5リッターで、今回はワトフォードにあるNDR社などの協力を得て新たに製作されることになった リーフスプリングとシャックルは、ウェストミッドランズにあるジョーンズ・スプリング社のオリジナル仕様 何世代にもわたって伝統的技術を継承している英国きってのスペシャリストらの協力を得て、パーツが製作された すべての部品はレーザースキャンして、その精密なデータを基にCADによる完璧なデジタルモデルを完成させた上で作られている ヘンリー”ティム”バーキン卿のレースチームのために製造された4台のなかでベントレーが所有する2号車を分解して、すべての部品をレーザースキャンされた ブロワーのシンボルであるヘッドライトは、シェフィールドにあるビンテージ・ヘッドランプ・レストレーション・インターナショナル社によって再現された カーゼロの製作は、オリジナルブロワー4台の製造時に使用された設計図や下書き、当時撮影された写真を徹底的に分析することからスタート エンジンにはアルミニウムピストン、オーバーヘッドカムシャフト、4バルブ、ツインスパークイグニッションなど、1970年代のスポーツカーエンジンもうらやむような革新的技術が数多く採用されている 記事ページへ戻る 【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る あなたにおすすめ 6速MT搭載の日産「悪魔の“Z”」実車初公開! 旧車デザインで「伝説のブルー」採用! 直6L搭載した「ワイドなデビル240Z」 ENEOSなぜ展示? 米で披露 「有名芸人も犠牲に…」 高速道路の「くねくね区間」なぜ事故多発? 注意標識多い「魔のカーブ」 中国道に存在 「ヘッドライトが“まぶしいクルマ”」に困惑の声多数! 「イラつく」「どうにかして」 対向車「ハイビーム走行」に皆うんざり!? 「オートライト機能」が不評なワケとは? 都心の高速道路「KK線」ついに「2025年4月上旬」廃止へ! ビル街抜ける「無料高速」あと5か月で消滅へ 「60年間ありがとうございました」
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