日産「リーフe+」はガソリン車と同じ感覚で使える? 東京〜北海道間1000kmを走ってみた【PR】

高速道路走行と充電を繰り返してもバッテリー温度に問題なし

日産 リーフe+
58%だったバッテリーが充電30分で88%まで回復

 バッテリー容量が50%を割り込んだ状態で30分急速充電したら、21,8kWhも入った! 1回の急速充電で150km以上走れるだけの電力を入れられると言うこと。

 充電後に走行可能距離を見たら八戸に届く348km、何と! 2回急速充電しただけで650kmを走り切れると判明。ドライバーの休憩を考えたら十分な性能です。

 実はもう少し苦労すると予想していた。というのも高速道路を連続して走り、短いスパンで急速充電するとバッテリーの温度が上がり、充電に時間掛かるようになる傾向だったからです。

 初代リーフで全日本ラリーをやっていたから、急速充電によるバッテリー温度上昇は何度も経験した。けれどリーフe+は2回連続急速充電したが問題無し。

日産 リーフe+ 急速充電のシーン

 このままだと3時間くらい早く到着してしまうため、3回目の急速充電を行ってみた。

すると若干バッテリー温度は上昇したものの、3回目も21,5kWh入ってしまった!

フェリー「シルバーエイト」にも200V充電設備が備え付けられていた

 青森まで陸路で走ったって全く問題無い。それにしても急速充電場所を探すのは簡単となったことに隔世の感あり。高速道路だけでなく、ナビ画面を見てるといくらでも出てきます。

 素晴らしいことに八戸から苫小牧に行くフェリーすら200V充電可能。9時間充電すると27kWh(190kmくらい走れる)分の電力を貯められる。

 ということで苫小牧を降りた時点で洞爺湖往復が可能なほどの容量になってます。何のストレスもなく8時前にあっけなく洞爺湖に着いてしまいました! こうなると使い勝手でガソリン車と変わらない。

日産 リーフe+ならばガソリン車と同じ感覚で使える!

日産 リーフe+

 ちなみに帰りは室蘭市内で急速充電し、苫小牧から大洗までフェリーを利用します。

 帰りのフェリーは、かの有名な「さんふらわあさっぽろ」に乗船。改めてフェリーに乗ってみると、とっても快適になってましたね! 

 フェリーのイメージといえば「ひたすらゴロ寝して過ごす」ですが、クルーズ船人気の盛り上がりで「フェリーでも旅を楽しもう」という流れが出てきたそうです。

「さんふらわあさっぽろ」はクルーズ船と同じバルコニー付きキャビンを持つフェリー。キャビンレイアウトはクルーズ船と全く同じタイプで、ふかふかのベッドにバスタブ付きのお風呂&トイレで、2週間くらいの滞在なら快適に過ごせます。

 茨城県の大洗に着きにフェリーを降りたら、そこからレース仕様車のサスペンションに交換するべく、千葉県のいすみ市までの200kmを楽々走り切りました。

 電気自動車でもゼロ泊3日で北海道ドライブが出来るようになったということ。リーフe+くらいのバッテリー容量を持っていれば、ガソリン車と同じ感覚で使えます。

●日産「LEAF」公式サイト

【了】

《 記事を見て「リーフe+」をどのように感じましたか? 下記アンケートにご回答をお願いします 》

往復遡行距離2000km!? リーフで行く北海道往復の旅(画像33枚)

画像ギャラリー

Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

1 2

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー