ダンロップの最新スタッドレス「ウインターマックス 03」のドライ・ウエット性能はどう? 1か月履いて分かったこと【PR】

ウインターマックス 03は効き・保ちが長く続くから安心できる!

北海道でテストした際に出会ったアイスバーン路面。驚くほど”普通”に運転することができた

 カー用品店やタイヤ専門店などに置いてあるダンロップの冬タイヤカタログで、新製品ウインターマックス 03の情報を調べてみると、従来品のWM02との性能比較チャートが載っています。

 氷上ブレーキ性能は驚きの22%向上、そして氷上コーナリング性能は11%向上と、冬路面での性能アップが謳われていますが、気になるのはライフ性能が若干下がっていること。しかし、ダンロップのスタッドレスタイヤは、他社製品と比較するとライフ性能が高いことで知られています。ではなぜライフ性能が高いのでしょう。

 スタッドレスタイヤの一番の使命は、アイスバーンと呼ばれるツルツルの路面で、短い距離で確実に止まることです。それには、まず路面とタイヤの間にできる水膜を除去することが必要になります。そのためにタイヤメーカー各社はさまざまな技術を使い、その水膜を取り除いています。

 なかにはゴムの中にスポンジのように気泡を作ったり、ゴムの中に水を吸う素材を入れ、それによって吸水するような技術を採用するスタッドレスタイヤもあります。

氷へ素早く密着する「ナノ凹凸ゴム」は、「MAXXグリップトリガー」の採用で摩耗しても効果を発揮する[クリックで拡大]

 ダンロップのスタッドレスタイヤの場合は、ナノレベルの凹凸構造を持つ特殊なゴムを採用。

 ゴム内に気泡はなく、混ぜてある水溶性成分がタイヤ表面で水に溶けることで、微細な突起を形成します。そのゴムの突起が水膜を押し出し、且つ、柔軟性にも富んでいるため密着力を高めています。

 そして、ブロック剛性も高く結果としてライフ性能が高くなっています。

 今回、氷上ブレーキ性能22%向上という驚異のアイス性能を達成するために、トレードオフとしてライフ性能はWM02よりも若干下がりましたが、それでも摩耗に対して強いというダンロップのスタッドレスタイヤの基本は変わりません。

 高い性能を保ちながら、長い間に使えるのであればそちらの方がいいはずです。

雪や氷だけじゃない! あらゆる路面に対応する高性能スタッドレスタイヤ

ドライ・ウェット路面の走行が多いユーザーにも自信を持ってオススメできる!

 安全・安心のウインタードライブに欠かせないのが、スタッドレスタイヤの装着です。とくに北海道や東北、日本海側の降雪地域に住むドライバーは、この冬の季節には当然ですがスタッドレスタイヤが必要となります。

 では、東京や大阪、名古屋、福岡など、ふだんはあまり雪の降らない大都市圏に住む人はどうでしょうか。非降雪地域に住む人のスタッドレスタイヤ装着率は年々増えているそうですが、それでもその保有率は現在およそ35%だといいます。言い換えれば半数以上のドライバーが、冬もサマータイヤ装着のままということになります。

 急に雪が降ってしまうと、当然サマータイヤのままでは運転することができなくなります。最近では春夏秋に加え、冬の雪道にも対応する「オールシーズンタイヤ」も登場していますが、都心でも一度雪が降ると、1週間くらいアイスバーンになってしまう裏道があったりします。オールシーズンタイヤはアイスバーンに弱いので、ここは自分の住む場所のまわりの道路環境も考慮に入れて、冬用タイヤを選択したいところです。

 雪のないドライ路面でもふつうの感覚で運転したい、ドライ路面でスタッドレスタイヤを装着し続けると、早く摩耗してしまうからもったいない、でも天候に左右されずに安全にドライブしたい…、とスタッドレスの購入を考えている都会在住の人にも、ウインターマックス 03は最良の選択かもしれません。

ウインターマックス 03のサイドウォール[クリックで拡大]
ウインターマックス 03のトレッドパターン[クリックで拡大]
ウインターマックス 03のトレッドエッジ部分[クリックで拡大]

>>冬性能インプレッション編はコチラ!

>>ウインターマックス 03のことをもっと詳しく知る![オフィシャルサイトへ]

この記事の画像をもっと見る(21枚)

画像ギャラリー

1 2

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー