お値段以上の7270円! ダヴァンティ「オールトゥーラ」は価格以上の性能を感じるオールシーズンタイヤだった!【PR】
コイツ、ちょっと凄いかも⁉ 雪道では想像以上の走りを披露した
では、肝心の雪道ではどうでしょうか? 北海道とは言え、さすがに3月中旬になると街中に雪はありません。しかし、スタッフが「あそこなら絶対に雪があります!」と言うことで、富良野市にあるとある山の山頂に向かうことになりました。
スタッフの予感は的中。山を登っていくにつれて周りはあっという間に雪景色になります。道路には10cm程度まで積もったフカフカの新雪があり、加えて勾配もかなりキツめで、「この環境だとスタッドレスでも辛いのでは?」と言った、厳しい状況でのテストとなりました。
そんな状況でのオールトゥーラの正直な印象は「コイツ、ちょっと凄いかも⁉」でした。特に印象的だったのは縦方向のグリップで、トラクション/ブレーキ共に高いレベルだと感じました。
発進停止も文句なし!タイヤが路面を掴んでいるのがよく解る
意地悪テストとして急勾配での坂道発進や深い新雪の中に入ってみたりしましたが、ラフなアクセル操作さえしなければクルマがスッと前に進んでくれるのはもちろん、タイヤが路面を確実に掴んでいるのがよく解ります。
横方向のグリップは縦方向よりも強くありませんが、スピードのコントロールさえシッカリとおこなっていれば問題ないレベルです。その後、撮影中に除雪車が入ったので圧雪路面も走らせてみましたが、新雪でここまで走れてしまうタイヤだと、圧雪路面では余裕しかありませんでした(笑)。
この性能で送料税込7270円は「おっ値段以上のタイヤ」と評価したい!
そろそろ結論にいきましょう。いくつか気になる所はあるものの、ダヴァンティの「オールトゥーラ」は各性能のバランスが非常に整っているタイヤです。要するに各性能が円グラフのように綺麗なマルを描いているような性能ですが、その円がメジャーブランドと比較してもほぼ同等かな…と個人的には思いました。
舗装路と積雪路を走った印象を踏まえると、「オールトゥーラ」はオールシーズンタイヤでありながら、性格的にはスタッドレス寄りの特性に感じます。とは言っても、やはりオールシーズンタイヤは万能タイヤではなくアイス路面は苦手です。頻繁に積雪地域に行くようなユーザーには、スタッドレスタイヤの「ウィントゥーラ」をお勧めします。
そしてやはり、これだけの性能を持ちながら驚きなのは、価格が送料税込で7270円(※)と、メジャーブランドの半額以下のプライスであることです。要するに「性能はほぼ同等ながら値段は5割以下」であり、それを聞くと先ほどの評価はガラッと変わり、「おっ、値段以上のタイヤ!」と言う評価になります。
※195/65R15サイズ 2023年10月現在の価格
ダヴァンティのオールトゥーラは巷の激安タイヤとはちょっと違うぞ!
正直、最初は「安かろう悪かろうのタイヤなのでは?」と思っていましたが、実際に様々な道を試乗してみて見直しました。「ダヴァンティのオールトゥーラは、巷の激安タイヤとはちょっと違うぞ」と。
そして、最後に声を大にして言いたいのは、「タイヤは生もの」だと言うことです。寿命が過ぎた古いタイヤを履き続けるより、新品のオールトゥーラを履いたほうが間違いなく安心・安全だと言うことです。
そんなダヴァンティの「オールトゥーラ」は、タイヤ通販大手の「オートウェイ」が扱っているので、気になった方は記事内のリンクからホームページを覗いてください!!
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。