CSTの「メダリオン オールシーズン ACP1」を極寒の北海道でテスト! 雪上と氷上性能はスタッドレスタイヤとどう違う?【PR】

オールシーズンタイヤは、本格的な雪道や凍結路に推奨されるものではありませんが、あえて厳冬の北海道で走らせるという試乗会が開かれました。試すのはCSTブランドのオールシーズンタイヤ「メダリオン オールシーズン ACP1」です。

世界の売れ筋CSTブランドから「メダリオン オールシーズン ACP1」登場!

 このところ輸入タイヤがますます存在感を増していますが、それはサマータイヤに限った話ではありません。ただ、日本の冬道は世界的に見ても条件が厳しいとよくいわれているので、サマータイヤならまだしも、スタッドレスタイヤは日本で開発された日本製を選びたいと考えている人は少なくないでしょう。ところが、そうしたなかでも価格の安さと満足できる性能により、輸入タイヤも着実にユーザーを増やしています。

CSTのオールシーズンタイヤ「メダリオン オールシーズン ACP1」は国産より安価な価格が最大の魅力!

 そこに気になる選択肢が加わりました。台湾のチェンシンタイヤ社が展開する「CST」ブランドのオールシーズンタイヤ、「メダリオン オールシーズン ACP1」(以下「ACP1」)です。日本国内ではオートバックスが販売しています。

正新ゴム工業の厦門(アモイ)工場
総面積86万m²もの広さを誇るタイヤテストコース「MPG(Maxxis Proving Ground)」

 チェンシンタイヤは、日本での知名度はまだまだ高いとはいえませんが、その販売規模は世界10位を誇る(2021年度実績)、ワールドワイドなタイヤメーカーのひとつです。

 中国の福建省にある5つの同社工場の中でも、厦門(アモイ)という地で2011年に設立された最新の設備をそろえる乗用車用タイヤ製造工場では、欧州の大手名門タイヤメーカーからの製造委託も含め、1日あたり約2万3000本ものタイヤを製造しています。

 52万平米もの敷地を有する同工場は、精度の高い全自動成型機を導入しているほか、多数の人員を配置して公的基準(ECE/FMVSS)をはるかに超える基準でのテストを実施するなど、品質管理への意識の高さは世界トップレベルを誇ることも特筆できます。「ACP1」は、その厦門工場で生産されています。

 また2012年には、上海から西へ50kmほどに位置する崑山市にて、東京ドーム約15個分になる総面積86万平米の広大な敷地に、総費用約150億円にも上る世界屈指の規模のテストコースを開設しました。オールシーズンタイヤであるACP1にとっていわずもがな重要であるオンロードでの諸性能も、そこで鍛えられていることはいうまでもありません。

厳冬の北海道で試乗会 参加者のACP1に対するナマの声は?

普段は販売店の現場でタイヤを担当するみなさんがACP1のリアルな性能を雪上・氷上でチェック!
北海道の士別市にある試験場は、実際の過酷な冬路面を忠実に再現することができる

 今回はオートバックスグループが主催する、厳冬の北海道のテストコースで開かれたACP1の試乗会に参加してきました。

 当日の気温は摂氏マイナス9度。前夜に降った雪が踏み固められた圧雪路と、ちらほら舞う雪が氷の上に乗って非常に滑りやすい氷盤路で、それぞれにおけるブレーキ制動の具合やスラローム走行、圧雪の登坂路での発進性などを試します。

 ACP1のセールスポイントを挙げると、まず高濃度シリカコンパウンドの採用によりブレーキの制動距離が縮まるとともに、V型にデザインされた溝と2種類の波状の溝により水はけ能力が向上し、濡れた路面や雪上でも高いグリップ力を維持することが期待できるといいます。

メダリオン オールシーズン ACP1は、見た目からもその性能の高さがうかがえる
試乗会の開始前には、タイヤの特性やコースの解説などのオリエンテーションがおこなわれた

 さらに、トレッド上の3Dサイプにより高い剛性を確保することで、ハンドリング性能を損なうことなく、濡れた路面や雪路でも高い制動力とグリップ力を維持するなど、オールシーズンで高いパフォーマンスを発揮するとのことです。

 今回の試乗会では、1号車と2号車にオールシーズンタイヤ、3号車にスタッドレスタイヤと、それぞれ違うタイヤを履かせて、参加者にはどのクルマがどのタイヤを履いているか知らせないブラインドテストをおこないました。以下、テスト後に参加者から寄せられた感想からの抜粋です。

実際にACP1を履いたクルマで試乗をした小田崎さん

小田崎さん「オールシーズンタイヤといえば、凍結した路面ではぜんぜん(制動が)効かないと聞いていましたが、氷上でもけっこうブレーキが効くなと感じました。

 試乗をして、3台の中に1台だけスタッドレスタイヤがあることは分かりましたが、オールシーズンタイヤもあまり遜色のない性能だったなと思います。

 オールシーズンタイヤでも氷上のトラクションは良く、雪上のスラローム走行でもそんなにハンドルを取られることも無いですし、当然、雪上のブレーキもしっかりと効いたので、個人的には1号車(※)のタイヤが一番良かったかなと思います」
※1号車にはACP1が装着されていました。

実際にACP1を履いたクルマで試乗をした藤井さん

藤井さん「今回のように、スタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤを比べる試乗会は初めてなので、とても面白かったです。乗り比べてみると、自分が想像しているよりもオールシーズンタイヤは雪道でも大丈夫なんだなと確認できました。

 1号車と2号車では、個人的には2号車のほうが雪上でちょっとだけグリップが強いと感じました。ブレーキの効きの良さとスラローム走行でのハンドリングなどにおいて、きちんと雪に食いついている感じがしました。ですが、これは本当に微妙な差です。

 氷の上では、3台とも思ったよりも差は小さく、1号車と2号車はほぼ同じくらいの(グリップの)効きですね。3号車は氷上だと少しマシかなと思いますが、1号車と2号車との差はかなり小さかったように思います。ほとんど変わらないというか、気持ち違う程度のレベルですね。
※3号車にはスタッドレスタイヤが装着されていました。

 どのクルマが何を履いていたのかは分かりませんが、とにかく予想したよりも差がずっと小さかったです。CSTのACP1は、価格がかなり安いのにも関わらず、雪上や氷上でもこれだけいけるところがすごいですよね。今回の試乗会では、まさにそれが確認できたので良かったと思います」

 今回の試乗会に参加した14名はみな一様に、初めて試すACP1の高い性能に驚かされていたようです。

メダリオン オールシーズン ACP1のサイドウォール
サイドの大型ブロックは溝が広く取られており、排雪性能・排水性能を高めている
スノーフレークマークが与えられており、冬用タイヤ規制の道路でも走行することが可能

【画像】CST メダリオン オールシーズン ACP1をもっと詳しく見る!(56枚)

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