なぜ自転車競技にはSUBARU「レヴォーグ」が使われる?「SUBARU LEVORG presents 2022ジャパンカップサイクルロードレース」で見た“その理由”とは【PR】

自転車ロードレースの競技ではSUBARU「レヴォーグ」が活躍しているのをご存知でしょうか。今回は3年ぶりに開催されたロードレース「2022ジャパンカップ」会場でその理由を聞くとともに、サイクリストでもある筆者が実際に「レヴォーグ」を体験してみました。

SUBARU「レヴォーグ」がサイクリストに愛されるのはなぜなのか?

 スポーツサイクルはクルマと組み合わせることで、よりバラエティに富んだ遊び方が可能になります。たとえば、バイク(自転車)をクルマに積んで自然豊かな場所へ遠征してライドを楽しんだり、ヒルクライムやエンデューロ(林道や山道などを含む長距離の未舗装路を周回し速さを競う耐久レース)といったレースイベントに参加したりといった具合です。

 したがって自転車愛好家は、クルマの好みや思い入れも強くなるのが常といえるでしょう。クルマは生活に欠かせない道具であると同時に、趣味の相棒でもあるからです。

SUBARU「レヴォーグ」に初めて試乗する筆者(佐藤旅宇)

 かれこれ10年以上も雑誌やWEBメディアで自転車の記事を書いている筆者(佐藤旅宇)も、クルマにちょっと「うるさい」サイクリストのひとりです。

 そのような筆者が、かねてから気になっていた一台がSUBARU「レヴォーグ」。ステーションワゴンというボディ形状が自転車遊びに適しているのはもちろん、自転車に対するフレンドリーなイメージがあるのも魅力です。というのもレヴォーグは、自転車ロードレースの世界ではサポートカーとしてお馴染みのクルマであるため、サイクリストなら一目置く存在だからです。

 先日、幸運なことにそんなレヴォーグを試乗する機会に恵まれました。栃木県宇都宮市で開催される「SUBARU LEVORG presents 2022ジャパンカップサイクルロードレース」(以下「ジャパンカップ」)を取材するため、レヴォーグで会場へと向かうことになったのです。そのような訳で、今回はサイクリスト目線で見るレヴォーグの印象と、日本最高峰のワンデイロードレースであるジャパンカップの模様をお届けしようと思います。

レヴォーグはサイクリストに重宝されそうな便利な機能が盛りだくさん

エッジの利いたフロントマスクが力強い印象を与えてくれる

 今回試乗したレヴォーグは、SUBARUの先進運転支援システム「アイサイトX」を標準装備したグレード「GT-H EX」です。パワーユニットは1.8リッターの直噴ターボボクサーエンジンを搭載します。

 実車を目の前にすると、写真で見るよりもスタイリングが一層アグレッシブに見えました。決して大きくないボディサイズにも関わらず、特にフロントフェイスやリアフェンダーまわりの立体的な造型が抜群の存在感を発揮しています。

 続いてラゲッジスペースをチェックします。今回のレヴォーグは、キーを携帯した状態で車体背面のSUBARUエンブレムに肘などを近付けると、リアゲートが自動で開く「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」が装備されていました。

リアのSUBARUエンブレムに肘などを近づけると作動する「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」

 この機能に触れてまず思ったのが、荷物を積み込む時に両手が塞がっていてもリヤゲートが開けられて便利だということ。そういったシーンは日常で多くあるので、この機能はとても重宝しそうです。

 ラゲッジを開くとフラットで広いスペースが現れますが、さらにセカンドシートを倒せば、前輪を外したロードバイクを楽々積載できるスペースが現れました。この点はさすがにステーションワゴンといったところです。ちなみにセカンドシートはラゲッジのレバーによってワンアクションで畳めるところも嬉しいポイントでしょう。

 加えてフロア下には大容量のサブトランクが備えられているのもサイクリストには高ポイントでしょう。ロードバイクをはじめとするスポーツサイクルは、変速機などのデリケートなメカが剥き出しの構造なので、極力ほかの荷物と接触しないよう積載するのがセオリーなのですが、これだけサブトランクの容量があれば、シューズやヘルメットはもちろん、予備のパーツなどの荷物もしっかりと分別して収納できそうです。

フラットで広々したレヴォーグのラゲッジスペース
ワンアクションで操作できるリアシートを倒せば広大な荷室が現れる
大型サブトランク(床下の収納)はクラス最大の容量。トノカバーはもちろん、スーツケースなども収納することができる

乗った瞬間に分かる視界の広さで安全なドライブができそうな印象を受けた

ちょうど良いボディサイズだから狭い日本の道路でも運転しやすい
Aピラーの後ろに配された三角窓(画像の赤枠部分)は死角が少ない視界を提供してくれる

 ドアを開けてドライビングシートに座ってみると、良好な視界が最初の印象でした。さっそく運転を始めてみると、全方位に死角が少ないことに加えて、ボディサイズが日本の道路にちょうど良いので、狭い道でも不安なく取り回すことができます。

 とくに進行方向の死角の少なさは特筆もので、これはAピラーの後ろに配された三角窓(画像の赤枠部分)の恩恵が大きいのでしょう。通常はミラーで見えにくい横断歩道の歩行者も、しっかりと視認することができました。

 また、縦型の大型センターディスプレイやフル液晶メーターなどのインターフェースもすこぶる見やすく、直感的な操作ができます。レヴォーグは先進運転支援システムの有無に関わらず、クルマとしての根本部分から安全性を追求しているのだなと、しみじみ感じます。

ダッシュボード中央の11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ
車両周囲に設置されたカメラにより、目視できない部分もモニターに表示することが可能
運転席前の12.3インチのディスプレイ(SUBARUデジタルコックピット)は地図画面の表示も可能

高い直進安定性とフラットな乗り味はロングドライブにも最適

スポーティなハンドリングだが、過敏ではないので安心して運転することができる
前走車との距離を保ったまま走ってくれる「アイサイト・ツーリングアシスト」は、その加減速も絶妙なフィールだ

 高速道路に乗ると、今度は高い直進安定性と快適性に舌を巻きます。速度が上がってもハンドルはビシッと安定しているし、車体はフラットさを保ったままです。車線変更もドライバーのイメージ通りにキチっと決まります。ステアリングの操作に対して動きがリニアなのに過剰に反応しすぎることはなく、しかも快適という絶妙なフィーリングです。

 こうした特性は、出来の良いロードバイクに乗った時のフィーリングと同じで、サイクリストの筆者としてはシンパシーを感じる部分です。

 よく誤解されるのですが、ロードバイクはただ「スピードの出る」自転車とは違います。自転車ロードレースはきついアップダウンやコーナー、ときには石畳といった「生きた」道を長時間走行する競技です。そのためロードバイクは、高い運動性能と優れた乗り心地、さらにサイクリストが思った通りに操れる安全性などをあわせ持っており、総合的な「速さ」が求められるのです。

 話をレヴォーグに戻しましょう。同車はそのような基本性能の高さに加えて、「アイサイト」という先進の運転支援機能まで備わっています。「アイサイト・ツーリングアシスト」をONにすれば、前走車との距離を保ったまま、アクセルとブレーキだけではなく、ステアリング操作もサポートしてくれます。

アイサイトXはドライバーの疲労やミスを限りなく低減してくれる

「アクティブレーンチェンジアシスト」はまるで上手なドライバーがレーンチェンジしたような感覚

 さらに今回試乗したレヴォーグには、アイサイトをさらに進化させた「アイサイトX」が搭載されています。

 そこで、アイサイトXの機能のひとつである「アクティブレーンチェンジアシスト」を試してみました。これは、クルマに備えられたセンサーやステレオカメラが周りの状況を判断して、ドライバーがウインカー操作をするだけでレーンチェンジのハンドル操作をサポートしてくれるというものです。特筆したいのは、その動作がとてもスムーズで安定していて、上手なドライバーがレーンチェンジしたような感覚だったことです。

 今回は試す機会に恵まれませんでしたが、アイサイトXには渋滞時にハンドル、アクセル、ブレーキを総合的に操作して運転をサポートしてくれる「渋滞時ハンズオフアシスト」という機能も備わっています。こうした機能があればロングドライブでも安心してクルマに乗れるし、肉体的にも精神的にもストレスが激減することでしょう。

アイサイト・ツーリングアシストは運転席前のモニターでも作動状況を確認できる
渋滞時ハンズオフアシストがあれば、万が一の渋滞でも苦にならない(画像はイメージです)
渋滞時ハンズオフアシスト起動中は運転席前のモニターにも作動状況が表示される

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【画像】「SUBARU LEVORG presents 2022ジャパンカップサイクルロードレース」の模様を詳しく見る!(107枚)

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