どんな道でも気持ちよく安心して走れる! FIT e:HEV Modulo Xはベースモデルと何が違うのか…その真価をロングドライブで検証【PR】
FIT e:HEV Modulo Xで巡る東海エリアの旅
撮影後、今回の宿泊地となる三重県の「湯の山温泉」へと向かいます。
奈良時代の開湯以来、興亡の歴史を紡いできた温泉場ですが、江戸時代に生まれた恋結び折鶴伝説から「恋結びの湯」とも呼ばれています。ただ、筆者と唯ちゃん、恋人と言うより年齢差を含めて完全に親子なんですけどね(笑)。
今回泊まった「希望荘」は湯の山温泉にある老舗旅館の1つで、伊勢湾を一望できる絶景と豊富な温泉施設が有名です。
ちなみに本館と別館はケーブルカー(約2分の乗車)で結ばれており、鉄道関係に明るい方にもおススメです(笑)。短い滞在ではあったものの、締切に追われる日常を少しだけ忘れることができたかな…と。
翌日、そのまま帰るのもアレなので、Honda車繋がりと言うことで、三重県四日市にあるHondaグループの一員で軽四輪車の生産ならびに関連事業を行なう「ホンダオートボディ株式会社」に立ち寄りつつ、愛知県豊川市の「豊川稲荷」に。
正式には「妙厳寺」といい、約580年前の室町時代(1441年)に創建されて以来、織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公などの武将や、渡辺崋山など文人たちからの信仰を集めてきました。
江戸時代には庶民の間で商売繁盛や家内安全、福徳開運の善神として全国に信仰が広がり、現在も年間およそ五百万人もの参拝客が訪れています。奥の院にある霊狐塚もパワースポットとして有名で、我々も“力”を授かってきました。
FIT e:HEV Modulo Xは「クルマ好きが望んでいた4代目FIT」
帰りの車中、唯さんにFIT e:HEV Modulo Xについて総括してもらいました。
「クルマ好きの私としては、ノーマルモデルよりも断然FIT e:HEV Modulo Xですね。運転して解ったのは、人もクルマもコミュニケーションが上手に取れると、信頼関係はより高まるんだな……と思いました。
道中、シンヤさんに『Moduloは調味料、でもシェフの一振りで味わいは変わる』と教えてもらいましたが、ひと手間かけると『クルマはこんなに安心して楽しく、快適になるんだ』と実感します。今後、この経験をModuloスマイルとしてファンの方にシッカリと伝えていきます!」。
まるで、自動車ジャーナリストのような評価に感謝です(笑)。少しだけ捕捉をすると、FIT e:HEV Modulo Xは総合性能に長けた一台ですが、それに加えて「思わずペースを上げてみたくなる」、「コーナーを攻めてみたくなる」、「意味もなく走りに出かけたくなる」と言ったスポーティハッチの“熱血”の部分を、歴代のModulo Xよりも少しだけ多めに感じました。
つまり、FIT e:HEV Modulo Xは「クルマ好きが望んでいた4代目FIT」なんだろうと筆者も思います。
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。