TOYO TIRESのSUV専用「プロクセスCL1 SUV」ってどんなタイヤ? 履き替えるとどうなるの?【PR】
静粛性や低燃費性能だけではなくハンドリングも良い
さて今回は「プロクセスCL1 SUV」をアウディのコンパクトSUV「Q3スポーツバック」に履かせて試乗したのでそのインプレッションをお伝えしましょう。
タイヤサイズは235/55R18 100Vで、車両指定空気圧は3人乗車までは前2.6/後2.6(bar)、コンフォート設定だと前2.3/後2.3、5人乗車+荷物のフル積載の場合は前2.6/後2.8が車両指定になっています。
最初は前2.6/後2.6で走ってみました。シャキッとした感触でグリップが強い感じが伝わってきます。ハンドルはやや軽めですが、ダイレクトな感じで反応は良好。乗り心地は硬めでしたが、意外とカドは丸みがあるので尖った衝撃は抑えられていました。
日本の道路環境だと、アウトバーンのようにスピードを出すところがないので、コンフォート設定の前2.3/後2.3に調整し直しました。こちらは乗り心地の硬さは消えて全体にマロヤカになり、ハンドル手応えも適度な重さが出てちょうど良い感じになりました。
高速道路では、ニュートラル付近の遊びが少なく微小舵から手応えがあったので、直進性はよく車線内でのライン修正も楽でした。長距離ドライブも楽です。SUVというクルマの構造上、パターンノイズやロードノイズがキャビン内に侵入しやすいのですが、静粛性は高く運転席ではまったく気にならないレベルでした。
ワインディングロードは運転が楽しくなります。コーナリングは非常に安定していて、ハンドルを切っていくとその舵角に正しく従ってノーズが入り込んでいきます。応答遅れは感じないし、舵角が大きくなっても追従性が高いので走りやすい。またコーナーでタイヤがあまりたわまないため、ロール角も大きくならないのも良かったです。
こんな素晴らしいハンドリング性能を持ちながらも、パターンノイズ、ロードノイズは静かでした。荒れた路面だと、ゴォーという音が聞こえてきそうですが、うまく抑え込んでいます。
今回の試乗を通じて、プロクセスCL1 SUVは上質な静粛性を確保したSUV専用低燃費タイヤとして、ベンチマークになれるタイヤだと思いました。
●TOYO TIRES「PROXES CL1 SUV」 サイズ表 | |||
リム径 | 偏平率 | XL | タイヤサイズ |
20インチ | 40 | ● | 245/40R20 99W |
20インチ | 45 | ● | 245/45R20 103W |
19インチ | 45 | ● | 225/55R19 99V |
19インチ | 55 | 225/55R19 99V | |
18インチ | 50 | 215/50R18 92V | |
18インチ | 50 | 225/50R18 95W | |
18インチ | 55 | 225/55R18 98V | |
18インチ | 55 | 235/55R18 100V | |
18インチ | 60 | 225/60R18 100H | |
18インチ | 65 | 235/65R18 106H | |
17インチ | 55 | 215/55R17 94V | |
17インチ | 55 | ● | 225/55R17 101V |
17インチ | 55 | 235/55R17 99V | |
17インチ | 60 | 215/60R17 96H | |
17インチ | 60 | 225/60R17 99H | |
17インチ | 65 | 225/65R17 102H | |
16インチ | 60 | 205/60R16 92H | |
16インチ | 60 | 215/60R16 95V | |
16インチ | 70 | 215/70R16 100H | |
16インチ | 80 | 175/80R16 91S | 全20サイズ 価格:オープン |
※XLの●印はエクストラロード規格タイヤです。エクストラロード(XL)規格とは、タイヤ構造を強化し、スタンダード(STD)規格よりも高い空気圧を入れることにより、負荷能力を高めたタイヤの規格です。指定の負荷能力を維持するためにはスタンダード規格のタイヤより高い空気圧設定が必要です。詳しくはこちらをご確認ください。