トヨタ新型「“めちゃ小さい”SUV」登場! 全長3.8m級「“あつかいやすい”ボディ」&スポーティな「GRS」もアリな「アイゴX」仏国で発売
トヨタのフランス法人は2025年12月15日、トヨタ最小のハイブリッド車(HEV)「アイゴX(クロス)ハイブリッド」を発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
“めちゃ小さい”SUV!
トヨタのフランス法人は2025年12月15日、トヨタ最小のハイブリッド車(HEV)「アイゴX(クロス)ハイブリッド」を現地で発売しました。
アイゴXは、Aセグメント(全長3.5〜3.8m程度)に属するクロスオーバーモデルで、欧州では「ヤリス」よりもひと回り小さなエントリーモデルに位置づけられています。
初代は「アイゴ」として2015年にデビューしました。2021年のフルモデルチェンジでSUVテイストを強めたクロスオーバーへと進化し、車名もアイゴXに変更されました。
パワーユニットはこれまで1リッター直列3気筒ガソリンエンジンのみの設定でしたが、今回新たにHEVが導入されました。HEVは1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンがベースで、電気モーターを含めたシステム全体の最高出力は116馬力、最大トルクは120Nmとなります。

ハイブリッドシステムはヤリスおよび「ヤリスクロス」と同様のものを採用していますが、バッテリーの配置を工夫するとともに、フロントオーバーハングを76mm延長し、居住空間および荷室容量への影響を最小限に抑えるパッケージングを実現しました。
ボディサイズは全長3776mm×全幅1740mm×全高1525mm、ホイールベース2430mmです。フロントマスクを中心にHEV専用デザインとなっており、ヘッドライトがシャープな造形になるなど、電動車らしい先進的な印象を強めています。
コックピットでは、メーターパネルの全面デジタル化によって視認性と先進性の向上が図られました。
フランス市場ではHEVの発売に伴い、ガソリン車は廃止されました。装備の違いによるグレードは大別して「ダイナミック」「グラフィック」「コレクション」、そしてアイゴX初となる「GRスポーツ」の4種類です。
GRスポーツは、フロントバンパーやドアクラッディングパネル、アルミホイールが専用デザインとなるほか、ボンネットフードをブラック化。さらに足回りに専用チューニングを施すことで、ほかのグレードとは異なるスポーティな味わいをもたらしています。
価格は2万2200ユーロ(約340万円)から。欧州Aセグメントとしては初のフルHEVとなるアイゴXは、電動車の選択肢を広げるモデルとして存在感を高める一台となりそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。


































