ホンダ製「“新型”白バイ」箱根駅伝でデビュー! 俳優「つるの剛士」も見惚れた「排ガスゼロの無音モデル」に「正式採用はある?」「アナウンスが聞きやすい」「環境に優しい」と反響
2026年1月2日から3日にかけて行われた「第102回 東京箱根間往復大学駅伝競走」の1区と10区で、東京都が新たに導入した「白バイ仕様の国産EVバイク」が先導車両としてデビューしました。同車両に対して、ネット上では様々な反響が寄せられています。
国産EVベースの白バイが遂にデビュー
2026年1月2日から3日にかけて行われた「第102回 東京箱根間往復大学駅伝競走」の1区と10区で、東京都が新たに導入した「白バイ仕様の国産EVバイク」が先導車両としてデビューしました。
これまでもマラソン大会などでEVバイクが先導に用いられることはありましたが、それらは海外メーカー製のスクータータイプでした。
国内メーカーが製造した、ライダーがまたがる形式のモーターサイクルタイプのEV白バイとしては、今回が日本で初めての事例となります。

この取り組みは、東京都が目指す環境先進都市「ゼロエミッション東京」実現に向けた活動の一環です。都は2035年までに、都内で新たに販売される二輪車を100%非ガソリン化するという高い目標を掲げています。
2025年12月19日に開催されたセレモニーには、バイク好きとして知られるタレントのつるの剛士さんも登壇し、「僕は1日警察署長とかで(ガソリン車の)白バイに跨ったことがあるんですが、EV白バイはパッと見た感じシルエットがだいぶスマートになった印象ですね。電源も入れてもらいましたが、まったく音もしないですし、なによりカッコいい。ちょっとウルトラマン感がありますね。やっぱりEVのバイクというと、スクータータイプのイメージが強いですが、EV白バイは本当足付きも良いし、取り回しも良さそうなバイクですね。当然、排気ガスもでないので、箱根駅伝のランナーに対しても優しい先導車といえそうですね。今年の駅伝はまだ別の楽しみがふえましたね」と、その印象を語りました。
また、小池百合子都知事は都の環境政策について「東京都は脱炭素化に“一刻の猶予もないぞ”という危機感のもと、様々取り組んでおりまして、2050年のゼロエミッションに向けて、様々な分野での挑戦を行っております。そして2035年までに新車の販売で100%非ガソリン化が目標ということでございまして、EVバイクをお買い求めになる際の支援なども行っております」と説明しました。
さらに、国産初の意義を強調し、「本日、そのバイクの脱炭素化に向けたPRとして、国産EV白バイをご用意いただきました。実はこれまでもこのEV白バイというのはマラソン大会の先導などにも使われておりましたが、その全てが実は海外製でございました。今回、東京都の脱炭素化に向けた取り組みにご賛同いただいた日本メーカーが製作した車両が初披露したEV白バイになります。PR用として作られたのが今回お披露目をしているこのバイクでございます」と述べています。
最後に、「バイクはエコだし便利だし、なにより風を切るのが楽しいです。年明けの箱根駅伝でも先導車として登場しますので、皆さんに注目いただきたいですよ。それと、皆さんも追いかけられないようにしてください」とコメントしています。
EV白バイのベース車両は、ホンダが2025年9月に欧州で発表した同社初のFUN領域向け電動ネイキッドモデル「WN7」で、600ccクラスの内燃機関(ICE)と同等の出力を持ちながら、トルク性能は1000ccクラスのICEに匹敵する強力なものとされています。
車体構造も特徴的で、一般的なバイクのようなフレームは存在せず、車体中央に配置されたアルミ製バッテリーケースが骨格の一部を担います。ステアリングを保持するヘッドパイプと車体後方を支えるピボットブラケットは、同じく中央にあるパワーユニットに直接締結されています。
デザインは「機能を研ぎ澄まし、本質を表現すること」を目指しており、ライダーが触れるボディ部分はシームレスで滑らかな表面でありながら、独創的で力強いシルエットを両立しています。
現在の白バイの主力である「CB1300」や新型「NT1100」といったガソリン車と比べて、電動モデルはアイドリングが不要で発進加速に優れるため、ストップ&ゴーを多用する白バイの任務特性に非常に適しています。
箱根駅伝でのデビューに対し、ネット上では「排気ガスを一切出さないからランナーが後ろで吸い込む心配がなくて良い」「環境に優しい先導」と、競技環境の改善を歓迎する意見のほか、静かな走行音により、「沿道の歓声や運営のアナウンスがより聞き取りやすくなった」という指摘もあり、駅伝運営との相性の良さが浮き彫りになりました。
また、ホンダ製のバイクが国産初のEV白バイとして登場したことに、「ついに国産が」と日本のモノづくりへの期待を寄せる声や、「今後の正式採用はあるのか?」といった実用化への関心も高まっているようです。
なお、同白バイは、定格出力18kWのため軽二輪登録の白枠ナンバープレートが装備され、特例(型式認定を取得していない車両)を示す「0」の文字も添えられていました。
Writer: くるまのニュース編集部
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