「普通のホテルや車中泊とも違う…」まるで大人の隠れ家! 謎の「トレーラーホテル」に宿泊してみた! 気になる内部は?
2026年の正月。関東平野部で突然の積雪予報。愛車はノーマルタイヤのままで、無理な帰宅は危険と判断し、急遽宿をとることになりました。そこで選んだのが、ロードサイドで見かける「トレーラーホテル」。実際に宿泊してわかった、その意外な「居住性能」をレポートします。
まるで「大人の隠れ家」 ドライブ旅の最強の味方とは
冬のドライブで気になるのが予期せぬ「雪予報」です。2026年の正月は、関東平野部でも積雪を記録しました。
そんな日に出かけていた筆者の愛車はまだサマータイヤ(ノーマルタイヤ)を履いたまま。
積雪や路面凍結のリスクを冒して帰宅するのは、ドライバーとして避けるべき行為です。
そこで今回は安全を最優先し、現在地近くにあったトレーラーホテルに宿泊することに。
最近徐々に増えてきたトレーラーホテルとはどのようなところなのでしょうか。
今回宿泊したのは、コンテナのような四角いボディが整然と並ぶ、トレーラー型の簡易宿泊施設です。
一般的なホテルとは一線を画す、どこか「秘密基地」めいた雰囲気が漂っており、少し非日常的なワクワク感を感じさせてくれます。
まずチェックインは、「無人カウンター式」が採用されており、受付棟にある専用パネルで入力を済ませるだけで手続きが完了します。
また、受付棟にはタオル類や歯ブラシなどのアメニティが常備されており、必要な分をセルフサービスで持っていくスタイル。
着替え等の準備がない急な宿泊でも、最低限の必需品が揃うのは非常に助かります。
指定された部屋へと向かい、ドアを開けると、外観のイメージを良い意味で裏切る空間が広がっていました。
壁面は木質ボードで仕上げられており、まるでこだわりのガレージのような温かみのある内装です。外の寒さを忘れさせるような空間作りがなされています。
限られたスペースながらレイアウトは巧みで、大きめなサイズのベッドに加え、ベッドにもなるソファ、そしてPC作業も可能なデスクとチェアまで完備。1人で過ごすには十分すぎるほどの広さが確保されています。
バス・トイレはユニットバス形式ですが、室内にはIHヒーターを備えた簡易キッチンをはじめ、電子レンジや電気ポットも完備。
さらには洗濯機まで設置されており、着替えが足りない場合でも、洗濯して翌日に備えることが可能です。これはドライバーにとって最強の設備と言えます。
また「トレーラー=壁が薄くて寒いのでは?」という先入観がありましたが、空調設備もエアコンが設置されており、温度管理は家庭と変わりません。
この日は外気温が下がる予報でしたが、室内は暖かく快適です。窓も2箇所に設置されているため閉塞感はなく、換気も良好。
実際にソファに腰掛けてみると、壁面の木の質感が落ち着きを与えてくれ、まるで自分だけの書斎にいるような感覚に陥ります。
清掃も行き届いており、清潔感は一般的なビジネスホテルと比較しても遜色ありません。
簡易宿泊施設とはいえ、単なる「寝るだけの箱」ではなく、居住空間としての快適性がしっかりと追求されていることがわかります。
今回、雪予報による急な避難としてトレーラーホテルを利用しましたが、誰にも気兼ねしない独立した空間、駐車場から部屋までのアクセスの良さ、そして生活に必要な設備がコンパクトにまとまった機能性など、魅力的な部分が多くありました。
これまでのホテル泊とも、車中泊とも違う「トレーラーホテル」という選択肢。
無理な運転を避けるための「安全地帯」としても、非常に有効な選択肢と言えそうです。
Writer: 本山 かおる
クルマとバイクをこよなく愛し、道路や交通情報にも興味津々。
車中泊をしながら各地を巡るドライブ旅が生きがいです。
地図にない発見を求めて、今日もどこかの道を走っています。


















