新車66万円! カワサキの名車「シェルパ」復活に称賛の声! 「待ってました!」「これなら乗れる!」 低いシート高&チューブレスタイヤ採用で乗りやすさOKです! 「KLX230シェルパ S」の特徴とは?
カワサキは2025年8月8日、新型のマルチパーパスモデル「KLX230シェルパ S」を発表しました。このニューモデルは、同年9月15日から発売されています。
利便性を高めた派生モデル
カワサキは2025年8月8日、新型のマルチパーパスモデル「KLX230シェルパ S」を発表しました。このニューモデルは、同年9月15日から発売されています。
KLX230シェルパ Sは、2024年に発売された「KLX230シェルパ」をベースとしながらも、より幅広いライダーに対応できるよう仕様が変更されたモデルです。
カワサキによると、街中から郊外、そして自然の中まで、ゆったりとしたライディングを楽しめる「シェルパの新たな選択肢」として位置づけられています。
ベースとなったKLX230シェルパは、かつて2007年まで日本国内で販売されていた「スーパーシェルパ」の実質的な後継機として2024年に復活したモデルです。オフロードでの高い性能を主眼に置きつつ、街乗りといった多様なシーンにも適応する万能性が特徴です。

今回発表された新型KLX230シェルパ Sでは、ベースモデルの基本性能はそのままに、いくつかの重要な変更が加えられました。
まず、シート高が従来の845mmから825mmへと低く設定され、足つき性が向上しています。
また、前後サスペンションには、このモデル専用に開発されたデュアルレートスプリングが採用されました。
利便性の面では、リアにチューブレスタイヤが装備された点が大きな特徴です。これにより、パンク修理やタイヤ交換がより容易になります。
さらに、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」との連携機能も強化され、新たに「音声コマンド」や「ナビ機能」が追加されました。
心臓部には、ベースモデルから引き継がれた232ccの空冷4ストローク単気筒エンジンが搭載されます。
このエンジンは最高出力18馬力、最大トルク1.9kgf・mを発生。バランサーと大きめのフライホイールマスを備えることで、低中回転域で扱いやすい粘り強い特性を実現しており、高速道路での巡航走行も快適にこなすことができます。
フレームには、剛性としなやかさを両立したペリメターフレーム構造が引き続き採用されており、シェルパならではの走行性能を支えています。
ボディカラーは、「ホワイティッシュベージュ」「ミディアムスモーキーグリーン」「ミディアムクラウディグレー」の3種類が設定されています。
新型KLX230シェルパ Sの車両価格は66万円(消費税込)となっています。
この新しいバリエーションの登場により、ライダーは自身のライディングスタイルや好みに合わせて、KLX230シェルパとKLX230シェルパ Sの2つのモデルから最適な一台を選択できるようになりました。
同モデルの登場について、ネットやSNS上では、ヤマハ「セロー250」が生産終了して以降、多くのライダーが求めていた「二足二輪でトコトコ歩くように進めるオフロード車」としての立ち位置が評価されており、「待ってました!」「壊れにくく、転倒しても安心」といった声が寄せられています。
また、「オフ車は足がつかないから諦めていた」という層から、「これなら乗れる」と歓迎されています。特に女性や小柄なライダー、林道での立ちごけを恐れるベテラン層からの支持が厚いようです。
一方、排ガス規制の影響で馬力が控えめなため、「高速道路の長距離移動は少し厳しいかも」という冷静な分析や、昔の安価な空冷オフ車を知る層からは、昨今の物価高による価格上昇を気にする声も見られます。
Writer: くるまのニュース編集部
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